新型コロナのパンデミックにより、2020年3月16日以降、日本は水際対策(入国制限)を徐々に強化する
ことによって、ここ2年ほど鎖国にも似た状態が続いている。
途中、2021年11月8日、経済界の強い要請により、日本政府は水際対策のビジネスに限って緩和した
（参考資料、新たな措置(19)参照）ものの、コロナ感染拡大(第6波)に伴い、2021年11月、12月と2回に
わたって実施を一時停止した。2022年2月17日、岸田首相は「第6波の出口に向かって徐々に歩み始める」
として、3月から4月にかけて徐々に緩和(参考資料、本年3月以降の水際措置の見直し参照)したが、
原則、ビジネスや日本への留学に限っての緩和である。

1. 106か国について、感染症危険情報をレベル3の「渡航中止勧告」からレベル2の「不要不急の渡航は
　やめてください」に引き下げられた。
2. 日本への入国時の制約は、下記(3)についてのみ短縮された。
(1)入国前搭乗時の検査陰性証明書の提示
(2)入国時空港での検査
(3)国・地域による隔離、陽性時の隔離
(4)誓約書の提出
(5)健康観察アプリの使用（mySOS、COCOA）
3. ワクチン接種証明書による免除
　上記2.(3)が短縮された。

入国制限の緩和は、海外旅行に関わるインバウンドとアウトバウンドへも大きな影響を与えると同時に、
日本国内での新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される政策でもある。そこで、インバウンド、アウト
バウンドの優先順位、入国前陰性証明取得、空港での検査、隔離期間などの制限の種類など、また、
コロナがどんな状態になったら、さらに緩和したらいいのか、など多面的に「日本の水際対策の緩和」に
ついて議論してほしい。
海外旅行中の方、コロナ感染経験者の方も是非postをお願いしたい。ただし、デマ(嘘)や誹謗中傷はダメ。
【キセルは書き込み禁止】
（参考資料）は >>2 に続く。

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