●山形・瀬見温泉・喜至楼本館

瀬見は駅近温泉。宿が6軒、5分もあれば通り抜けてしまう温泉街。
その中でもスゴイぞ喜至楼。明治初期から昭和にかけて建て増しされていったであろう各棟は複雑怪奇に入り組んで、位置関係を把握するのがもう大変。
大きく分けて本館と別館(新館・別館・摩天楼の総称)の二つ。今回は湯治部扱いの本館に二泊。

https://i.imgur.com/thp0uZO.jpg 本館
https://i.imgur.com/lvrAx5q.jpg 別館
https://i.imgur.com/ZKxbdzP.jpg 湯前神社と別館
https://i.imgur.com/vtslc7z.jpg 館内図

館内は昼なお暗い廊下多し。夜ともなると使われていない箇所は明かりも灯されないので真っ暗な死角がたくさん。魔界迷宮の世界。
遺跡の発掘品や古道具がいたるところに展示されているが、この整然を装った雑多感がたまらない。女将さんにそう言ったら苦笑いされたけど褒めてますw
館内を巡る度に様々な意匠やオブジェが発見できて飽きることがない。

https://i.imgur.com/VaNLoq1.jpg
左上からフロント、本館玄関、炊事場、千人風呂手前の洗面所、本館別館をつなぐ廊下
https://i.imgur.com/OKfqWtZ.jpg
様々な意匠・オブジェ。上三点は本館玄関、下二点は風呂脱衣所