東京農工大 vs 明治大農
キリン、電気の力で塩味・旨味を増強する「エレキソルト スプーン」発売
5/20(月) 14:07配信
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グルメ Watch
写真:グルメ Watch
キリンホールディングスは、電気の力で減塩食品の塩味やうま味を増強できる「エレキソルト スプーン」を5月20日に発売する。価格は1万9800円。オンラインストアで数量限定で販売される。
【画像】スプーンの先端や背面に電極がある
同商品は、明治大学 総合数理学部先端メディアサイエンス学科の宮下芳明研究室と共同で開発されたもので、通電することで減塩食品の塩味を約1.5倍に増強させられるようになっている。
大きさは約250×38×25mm、重さは約60g(電で池含まず)で、リチウム電池(CR2)で動作する。スプーンの柄にあるボタンを押すことで4段階に調節できる。同社では、具だくさんのスープやカレー、チャーハン、丼もの、ラーメンなど、食事全般で利用できるとしている。
オンラインストアでの初回販売数は200台限定となり、申込多数の場合は抽選となる。応募期間は5月20日〜6月2日で、発送は6月中旬となる予定。このほか、6月中旬からはハンズの一部店舗でも数量限定で販売される予定となっている。
20日に開催された発表会では、同商品を企画・開発したヘルスサイエンス事業部 新規事業グループの佐藤愛氏と、共同開発を行なった明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科の宮下芳明氏が登壇し、商品化の背景や仕組みが説明された。 都心のど真ん中にそびえる高層ビルのキャンパスで、ファッショナブルな学生たちが勉強やサークル活動に勤しむ――。明治大学といえば、ひと昔前までは「良くも悪くも垢ぬけない古き良きバンカラ気風をのこす大学」というのが多くの人が抱くイメージだったと想像するが、いつの間にか大きく変化を遂げたようだ。
この“学風イメチェン”は戦略的なものであり、その中心には競合のいない独自のブランドポジションの獲得がある。すなわち、明治大学は「質実剛健」という従来のイメージに、おしゃれで都会的なイメージを掛け合わせることで、かつて類似グループに属した「早稲田」とも、またその反対に位置する「慶応・青山」とも異なる独自のポジションを占めることに成功したのだ。
少子化による大学淘汰が進むなかで単に偏差値や就活だけでない、“その大学らしさ”の創造=ブランディングは多くの私大が直面する最重要課題だ。
BRANDINGLAB編集部 執筆
株式会社イズアソシエイツ