「まちがってるこいる?」。絵本の題字の下に、みんなが赤い服を着た中で1人だけ青い服の女の子。ページをめくると、全員座る中に1人だけ立って万歳している子が。
少数派は受け入れられづらく、違和感や疎外感を抱きやすい子どもの世界。だからこそ「だれもまちがってないよ」「まちがってるんじゃなくて、それぞれちがうだけ」と呼びかける─。
絵本を作ったのは松本市の主婦、川上ひとみさん(36)。SNSに上げた読み聞かせ動画が80万回再生と、多くの共感を得た。
幼い3人の子育て中に広まったコロナ感染。絵本の読み聞かせが自身の救いとなり、絵本の制作が、感じたことを他者と共有する手段となった。伝えたいメッセージは何だろうか。

https://mgpress.jp/2023/10/21/%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%B7%9D%E4%B8%8A%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%BF%E3%81%95%E3%82%93-%E3%80%8C%E9%81%95%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%82%E3%81%84%E3%81%84%E3%80%8D%E3%82%92%E7%B5%B5%E6%9C%AC%E3%81%A7/