荷物は先に出していたらしく、嫁さんの持ってきたものの大半がなくってのり、判ついた離婚届けもあった。

こりゃブラフじゃなく本気だ、と俺はしょーこりもなく母親に相談に行った。母親「あー、いつかやるんじゃないかと思ってたんだ」としゃら~っと言う。え?え?とキョドる俺に、
「こっちの言うことにはいちいち噛みつくし、私はもともとあんたには似合わないと思ってたんだよ。デキちゃったって言っても、あんたもだまされたみたいなもんでしょう。縁がなかったと思うしかないんじゃない?」なんてこと言われた。
これが、俺の母親か、呆然となった。で、ずっと聞き流していた嫁の愚痴(俺は愚痴だと思っていた、実は真実)がいまになって実感できた。
慌てて、嫁の通院していた産院に電話するも、「転院しました、転院先はお教えできません」 夫だと名乗っても、「お教えできません」

携帯はつながっていたから、慌てて電話して、謝り倒したが、まだ「戻ってきてくれ」と言っていた。
「戻らないって言ったじゃない、アンタがついてきたいならついてきてもいいけど、そのときはアンタの母親とは縁が切れるものと思っていてね」と通牒つきつけられた。
3日ぐらいぐたぐた悩んで、×一同僚にも相談したら「馬鹿野郎! 向こうがチャンスくれてるんじゃないか、何ぐだぐだしてんだ、行かないと嫁とも子ともすぐに他人になるぞ、それともおまえは母
親のそばで、一生終わるつもりか?」と一喝された。そいつも嫁姑で失敗したクチだった。

嫁にまた電話して、やり直したい、アパートは出る、母親とも縁を切ると言ったら、その具体策を示せと言われて、またパニック。
結局、俺が嫁と子供に再会できたのは、子ができて3週間ぐらい経ってからだった。その間に、母親の醜いというか真実の顔を見せられて、絶縁しました。
ええ、嫁の子供産んででかくなったけど、あったかい尻にがっつり敷かれて、身動きできないぐらい幸せです


引用元: https://human5.5ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1142556582/