永田アナは確かに堅実で客観的ないい放送はしていたね。声の質は北出に似ていたけど、
北出は自分の好みの力士や行司がハッキリしていて、依怙贔屓したり、自己顕示したりしてたので、
最後まで好きにならなかったよ。「泣きの杉山、泣かせの杉山」は主観的でも、
理に叶っていたのがよかった。
永田はミュンヘンオリンピックを最期に、アナウンサーから大阪局の管理職に転じた。
定年までまだ少しあったと思うが、定年後も特別に放送を担当した北出は嫌みだったから、
永田が放送しなくなってからは、相撲の中継も面白さが減じた。