【追悼】山田太一総合スレ
田中裕子のお茶にツバかけるのはさすがに引いた
皆育ちの悪さが出てるドラマだったな
良い意味でも悪い意味でも シナリオ集「緑の夢を見ませんか?」を読み終えた。あとがきに、和田勉から「あなたの最高傑作は岸辺のアルバムでも男たちの旅路でもなく緑の夢を見ませんかです!」と言われた事、そしてそれと、NHKに行った時その和田勉に道を聞いたら、親切だけど間違った行き先を教えられた事。この2つのエピソードは関連があるんだ。つまりそういう事か。「岸辺のアルバム」の翌年の作品。山田太一氏自身はギリギリの線を狙ったと言っているが、とんでもない大暴投とも言える。 「緑の夢を見ませんか?」にはゲストで北村和夫が何話か出ている。「兄弟」の役も良かったし、映像で見てみたい。山田太一氏もあとがきで「北村和夫さんの佐伯など、実にいい味で、忘れ難い。」とわざわざ触れている。(「その時あの時の今」にあとがきが再録された時には、この部分は削除されている) 緑の〜
を推す人がいるから読んで見たいけど、なかなか価格が下がらないね。3000円も出したくない 国会図書館にあるんだったら見てくれるじゃんか
あるかどうか知らんけどww >>309
市川崑も代表作「犬神家の一族」の直後に「火の鳥」ってトンデモ映画撮ってるしな。
「緑の夢を見ませんか?」には萩尾みどりが重要な役で出てるみたいだけど「女王蜂」のチョイ役くらいでしか知らないんだよね >>299
やっぱり『午後の旅立ち』見たいわ(私だけかもしれないけれど)
『緑の夢を見ませんか?』と合わせて >>314
「緑の夢を見ませんか?」も「午後の旅立ち」もテレビ朝日の番組なので、こちらにリクエストされては如何でしょう。地上波はさすがに難しいでしょうからCSで。
https://www.tv-asahi.co.jp/ch/sphone/contact/
私もリクエストしてみました。 もういっそのことYOUTUBE配信してそれで広告費稼いだほうがたくさん稼げない?自社BSだとそんなに見る人いないし、現金収入少ないでしょ。 >>315
柴田恭兵はすごいね、あんまり山田節セリフが気にならないな TBSのParaviだと「時代背景を考えて当時のまま配信します」みたいな断り書きがあったよね。柴田恭兵のやってることは今だったら確実に犯罪 録画してある丘の上の向日葵を見ているけど葉月里緒奈と筒井道隆の演技が下手くそで笑った
高畑淳子は高畑淳子のまんまだったw 録画して観てなかった「終りに見た街」をやっと観た。2度目のドラマ化の方。録画してから18年も眠らせていた。原作が良すぎてドラマは白けそうで敬遠していた。しかし…素晴らしかった。ストーリーはそのままなのだが息が出来ないほどの緊張感。携帯電話、ゲーム、ドラえもん…。平成向けに丸々書き下ろしたそうでそれがまた良かった。主演が中井貴一&柳沢慎吾の幼なじみってのも効果的。劇中に“反戦”めいたセリフは一つも無いが、山田太一の描写がリアルで戦時中の恐怖が身につまされる。何故テレビ朝日は繰り返し放送しないのか。終戦記念日に再放送やってくれ。なんなら「平成」ってセリフ部分だけ「令和」に変えて、今どきの俳優でリメイクしても良いのでは? 朝日新聞の切り抜き
追悼記事をテキスト化しました
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『山田太一さんを悼む』
寄稿 倉本聰 (脚本家・劇作家)
山田太一さんが逝ってしまった。
原稿用紙の枡目いっぱいに、はみ出すような勢いで書かれた彼からの手紙はもう届かない。淋しい。
60年に及ぶ戦友だった。
最初のきっかけが何だったかは忘れた。
某テレビ局の友人がパリの支局に転任になり、その歓送会に渋谷の小料理屋で、彼の親しかった三人の作家が集った。向田邦子さん、太一さんと僕だった。 一晩飲んで、盛り上がっ た。向田さんは僕らより少し齢上で、きれいな物知りのお姉さんだった。あんた、物書きのくせにそんなことも知らないの…といつも叱られている賢姉愚弟の僕との仲だった。それに対して太一さんは、いつも静かに微笑んでいる大人。 年中各局で衝突ばかり起こし、敬遠されていた問題児の僕とは対照的に、学識豊富、人格円満、既に厳然たる風格があった。その時主客のテレビ人にこんなことを云われてドキッとしたことを覚えている。植物にたとえるならクラモトさんは太い木、それに比べて太一さんは竹。太い木の方が一見強そうにみえるが、強い風が吹けばボキリと折れる。それに対して竹は折れ ない。しなやかに曲がって又元へ戻る。うまいことを云う!と感心したが、以後の人生を見てその通りになった。 (続き)
僕はボキリと折れ、一時テレビ界を放逐されかけたが、太一さんはしたたかに生き延びて業界への不満をうまく切り抜けた。
テレビが次第に商業主義に流れ、創設期の光彩を失って行く中で、太一さんが不満を持たなかったといえば嘘になるだろう。彼は僕以上にいらだっていた筈 だ。彼からのある種怒りの手紙、或いは時に交わす深夜の電話からそういう不満を僕は嗅ぎとった。一時はそういう不満に煮つまったのか、向田さんに倣って小説という異種の世界にとび こんでしまったこともあ る。だが、彼は、テレビを捨ててはいなかった。
「男たちの旅路」「それぞれの秋」彼は短編小説でも書くように、テレビに新風を吹きこんだ。
小説は個人の芸術であり、テレビは綜合芸術である。スタッフ・キャスト、 全ての力が結集して一つの作品が出来上がる。全ての力、ということが難しく、一人でも異次元の意志が加わると作品はたちまちズタズタになる。しかも作品は監督の著作物という、映画から続く古い思想があって、ともするとシナリオは ないがしろにされる。そこへ持ってきてテレビは視聴率稼ぎの為に、名前だけ売れた素人のタレントを看板として持ってきたりする。 そういうスターの意見でシナリオはたちまち目茶目茶にされる。
「北の国から」を僕が発表したのは1981年のこ と。その同時刻の裏番組に TBSは太一さんの「想い出づくり。」をぶつけてきた。いや「想い出づくり。」の方が先行していたから、どっちがぶつけてきたのか判らない。いずれにしても裏と表と重なってしまっ た。
そのころ丁度家庭用VTR機というものが発売され、都会ではそれが活用され始めた。太一さんの所には既にそれがあり、「北の国から」を録画して見て下すっていたらしい。だが富良野の田舎にはそんなものはまだなく、「想い出づくり。」を僕は見られなかった。
ある日、そのことを太一さんにボヤいたら数日後ドスンと「想い出づくり。」 の全巻が録画されて僕の家に届けられた。
僕は戦友のその友情をその夜から眠らずに見続けた。
朝日新聞 2023.12.5(火) 山田太一作品集て大和書房から出た全集の16と17巻目が
ふぞろいの林檎たちのパート1と2なんだけど
それっていわゆるシナリオの単行本と同じもの?
というか全集のその2巻がシナリオ本ということ?
それともシナリオ本とこの全集の2巻はまた別のものなのかな? 愚問かもしれないけれど山田太一さんが手がけたテレビドラマ作品で、最高傑作は何かなぁ? >>275
どちらが先に喧嘩を売ったのかなぁ?
やっぱり佐藤慶だよね 山田太一の最高傑作ってそれぞれ違うから一概に言えないが
やっぱり俺は「3人家族」と「二人の世界」だと思う。
この2つは全く違うドラマなのに連続性を有しているし、
お父ちゃんこと三島雅夫の配置が実に素晴らしい。
3人家族では子供思いの素晴らしい父親であり、
二人の世界では無我と小巻を助けるコックになる。
この発想、この脚本は山田太一じゃないとできないよ本当に。
そういう刺激っていうかが太陽の涙につながったのかなあと
思ってる。
人のいい孤独の老人として木下恵介も小川老人を作り出す
原動力になったような気がする。
想い出づくりは昨日の放送回で場面転換した
実に山田太一らしくてうまいと思う。 https://diamond.jp/articles/-/112732
山田太一
「まちがいなく、木下さんは私にとって先生ですからね。映画のことだけでなく、
人とのつきあい方とか、実にたくさんのことを教えてもらいました」 クラシックの迷宮▽山田太一・木下恵介・木下忠司
2月3日(土)午後7:20放送2024年2月10日(土) 午後9:00配信終了
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=2434_01 >>334
ワシがいつも聴いてる番組と違う
今日たまたまNHKFMつけたらやってた
聴き逃し配信だから2月10日まで聴ける >>333
教えてくれてありがとう。良い番組だった。解説も良かった。まさかNHK-FMで「3人家族」「二人の世界」の主題歌が聴けると思わなかった。涙が出そうになったよ。「カリメロ」が3曲という贅沢さ(笑)
山田太一の作詞はどの歌も染みるなぁ。ジャニス・イアンやエンヤも もちろん素晴らしいけど、後期の作品でも“作詞 山田太一”で主題歌作って欲しかった。「時にはいっしょに」とか「ありふれた奇跡」とか。 >>338
パソコンアプリのユーチューブダウンローダーみたいなやつで保存できた 『二人の世界』は面白いね。
正直、ここのところ頻繁に再放送されてる懐かしドラマに食傷気味で、
この前までやってた『おやじ太鼓』も前半パートまでは見たものの、
後半パートは途中で脱落してしまってた。
だから、その後枠で放送された『二人の世界』は最初の5話目くらいまで見てなかったけど、
なんとなくやっぱり見始めたらハマってしまったわ。
初見だから知らんけど、会社を辞めてこれからやる店でどんな展開になるのか楽しみ。 >>343
4/19公開だね 追悼で観に行こうかな やっと今朝の秋みおわった。
笠さんやっぱいいなあ〜
杉浦はたんとん、アルバム、これの流れか。 >>349
そこがキモだろ
主人公が、幽霊とはいえ両親以上に信頼する人って恋してる人以外に何か思いつくか? U-NEXTでは以下のドラマが視聴可能
・岸辺のアルバム
・想い出づくり。
・高原へいらっしゃい
・丘の上の向日葵
・あなたが大好き
・ハワイアンウエディングソング
・悲しくてやりきれない
・おやじの背中
NHKオンデマンド(別料金)
・男たちの旅路(第1~3部)
・冬構え
・今朝の秋 高原へいらっしゃいってリストに入れてまだ見てないというか、最初の1話目の途中だけど
ホテルに来るお客さんの話なのかな? >>354
でしょ?
出演者も当時駆け出しだった筒井道隆や葉月里緒奈も含めて豪華だったし、
シナリオ的にも不倫ものという意味では『岸辺のアルバム』、
車椅子問題という意味では『男たちの旅路(車輪の一歩)』も含んでる
山田太一作品の中ではわりとマイナーだけど隠れた名作。 >>356
なかなか客来ないけどね。客とかをきっかけに従業員のトラブルをまず無くしていく話が前半かな >>353
U-NEXTでは午後の旅立ちはやっぱり無いんだよね…
沿線地図がU-NEXTに無いのは意外だった 山田太一作品に出てくる男たちって、ほぼ皆んな、頭の中はエロでいっぱいだよね。それは最晩年まで変わらなかった。御本人はけっこう淡白そうに見えるんだけども。 >>357
面白かったけど、全部見た後で男の都合の良いファンタジーのような話だなぁとも
だいたい情事のあとすぐ引っ越しできるのもリアルではないし
島田陽子もいつも美容室行き立てみたいで整い過ぎてて、生気もなく儚い幽霊みたいだし
筒井道隆も穏やか過ぎて
あの頃は今みたいに車イスYouTube無かったから、車イスになったら孤独感が半端じゃないと思う 一番リアルで面白かったのは同期入社の大地康雄の役かな
その頃やってたミンボーの女引きずってるかのような演技だったけど、スケベ女好きの浮気性で、会社で古臭いとか言われて落ち込んで突然「ボクちゃんもうヘトヘトなの…」とか言って妻にすがり付いたり
主人公の真面目さとは対照的に描きたかったんだろうけど、こういう人は当時よくいそうだと思った レイプを2回使うのは駄目。
だから想い出づくり。は残念。金八からプロットパクったのも駄目。 山田太一先生が生前にファンに返したハガキが1万円でヤフオクに出てるけど、あれって個人情報にひっかからないのかな。出品者の神経を疑う。業者だろうけど >>362
自分はドラマが見れないと思って小説を先に読んでしまった。ドラマ未見。
うーん、不倫テーマにしてはたしかに浮世離れしてる感はあったかなあ
遠い昔に一夜だけ共にした女性が表れ、そのとき身ごもっていた子も少年となっていた。それを知りあんな冷静でいられるものか?と。しかもその事実を知った少年も主人公の娘もすごい理解しめし物分りがよい。その上自宅にまでその不倫相手ごと招き入れちゃうんだよね。
奥さんも「こんにちは」なんて言っちゃう
小説では不倫相手女性のことを「美しい」
「あんな美しい女性なら」など表現が頻繁に出てくるが、やはり初めから島田陽子さんを想定して書いていたのだろうか。脚本が先か?
ドロドロしてるよりは、なんか夏の幻みたいな
このスレを見て、みんなの感想を読みますますドラマが見たくなりました。 変な事聞くけど
『沿線地図』って駄作なのかなぁ?
あんまりこのドラマ話題にならないから… 沿線地図は全然駄作じゃないよ。TBSが頑なに配信しないだけで。シナリオ読むだけでも傑作なのが分かる。何かの機会にU-NEXTで配信されるといいけど。山田先生のドラマはふぞろい3,4もそうだし、何故か頑なに配信しないものがある。早春スケッチブックもそう。 ドラマって出演者の許諾とかとらないとだめなんじゃなかったっけ? たしか4年くらい前だったか、ネット配信ではないけど、
BS12で『沿線地図』も『早春スケッチブック』も
「山田太一ドラマ傑作選」として再放送されてたから、
権利云々で配信できないとかではないと思うけど。
それとも、ネットとテレビではその辺の条件やら事情が違うのかな?
ちなみに、その時再放送されたもう一つの作品は『想い出づくり。』。 >>372
まじか、BS12は穴場だったなあ。
あそこ有料チャンネル挟んでるから行きにくいってか、あんまり馴染みなかったんだよ
なあ。
今こそ追悼でやってくれ。 『沿線地図』は見るには見たけど、どんな内容だったか
ほとんど記憶に残ってないくらい、個人的には印象薄いかな〜
山田作品の中では郊外に住む家族の幻想・揺らぎを描いたという意味で同じ系統の
『岸辺のアルバム』と比べると、やっぱりニ段も三段も劣るというのが偽らざる感想。
世間一般でも広くそういう評価だと思うから、配信に関しても、
そういう需要の小ささでされてないんだと想像。
同じく『ふぞろいの林檎たち』に関しても、評価高い1と2に対して、
3と4は一般的には低いから、そういう事情もあるんだと思う。 >>373
テレビや録画機の[12]ボタン一回押せばダイレクトに見れるからジャパネクストや松竹東急より手軽だね >>368
そう、人夏の幻て感じ
あんなに都合の良い設定はないよ
不揃いみたいにわざわざ取材してるわけでもないから、山田さんの理想の不倫てあんな感じかな?と 時にはいっしょに 観たいんだよな 南野陽子はもちろん 洞口依子とか角田英介とか 時には一緒にも含めて数年前~最近まで日本映画チャンネルで色々放送してたから
追悼特集でまたそのうちやるのでは https://m.youtube.com/watch?v=ZW5i12NtN5Q&t=1552s&pp=ygUJ5pyI5puc5pel
月曜日のCM集'81/3
この動画の26:48あたりに『午後の旅立ち』の予告編があるんだけどやっぱり見てみたいよね
このドラマ
若尾文子さんがとにかく綺麗 >>381
これは貴重。かなり後半の話数だね。
その後の刑事物のCM、鶴田浩二みたいな人が出てると思って調べたらホントに鶴田浩二だった。
セブンイレブンのCM、当時は紙袋だったんだな。 『男たちの旅路』第4部、たぶんダメなのはシミケンではなく、トルコなんだと思うけど、もう時効で許してくれんかな〜
「車輪の一歩」は当時より今の時代にこそ、より強烈なメッセージを放つ作品だと思うんだけどなぁ。 「沿線地図」は自分もBS12再放送で見たー
ただ、ただ、暗いという印象だったかな…
岸恵子は大好きなんだけど、どうしても下町の
エプロンに靴下の奥さんに見えなくて違和感。
若手の広岡瞬も真光寺君枝も当時の若手では飛び抜けた美形で、みな単体で見れば魅力ある人たちなんだけれど、、
太一先生作品の寂しさの中にある、どこか飄々としたユーモアがあまり感じられなかったな。キャスティングの要になる俳優が欲しかった 男たちの旅路第4部が駄目なのは、トルコなのかな?その辺よくわからないけど。山田先生の脚本のあとがきによると第3部までで終わる予定だったのだけど、反響があまりにも大きくて山田先生がNHKに屈する形で第4部を書いたと書かれてあったよ。でもどうせ書くならいいものを書きたいということで温めてきたネタを出したらしい。車輪の一歩もNHKのサイトで障碍者のひとたちと付き合ってから3年もネタを寝かせてたっていってたから まあ
そのうちスカパーで放送すると思いますよ
そんなに好きだったらその期間だけ契約すればいいじゃないですか
地上波や 無料 BS に期待してもダメだと思いますよ 男たちの旅路・第四部のDVD買ってみた。シミケンの顔にモザイクは かかってないし「トルコ」「トルコ」と何度も言ってる。NHKが堂々と販売してるんだから放送したっていいじゃないのか。断り書きスーパーを入れれば。
水谷豊がいなくなった事をみんなで語る場面は見ていて苦しかったな。全員むずむずしていたぞ。 『午後の旅立ち』CSのどのチャンネルでもいいから再放送してほしい(BSでの再放送も絶望的のような気がするから)
『岸辺のアルバム』は取り上げられているのに『午後の旅立ち』が埋もれているのは解せないんだよね
この作品はテレビ朝日で放送されていたから知られていないのかなぁ? マイナーなテレビドラマが次々DVD-BOXで発売されているが「午後の旅立ち」「緑の夢を見ませんか?」共にテレビ朝日。ひょっとしたら消去され現存しないのかも…。 「輝きたいの」も、もう一度見たいなあ…
女子プロレス題材にしてておもしろかったよ
当時「ふぞろいー」で山田太一を知って次にまもなく放送されたのが「輝きたいの」でクラス中女子ほとんど見てて話題だった
キャストも新人だった今井美樹、三原順子、井上純一、柳沢慎吾。コーチに菅原文太に和田アキコとか豪華〜女子プロ映画でピーターフォーク主演「カリフォルニア・ドールズ」とかあったからその影響かな?とか。10年前にTBSチャンネルでやってたらしいですが今こそ放映を。 輝きたいのよかったよね、今は大嫌いだけど、今井美樹初々しかった。
主題歌もあってたな。
TBSで言えば、深夜にようこそも良かった。
コンビニの灯りが点いてるだけでほっとするってほんとそうだ。
てかよ、追悼的にドラマやったの、TBSとNHKだけ。どうよこれ。
山田さんの最高傑作の早春スケッチブックのフジはなぜやらない?
フジなら、真夜中の匂いと、時にはいっしょにって言う良いドラマもあるのに。
単発さえやらねえ。懐かしい春が来たとか、よかったのに。
各局BSあるのになんでやらねえ?
テロ朝は、夢に見た日々が良かった。やってくれよ、各局1つづつでいいからよ。連続ドラマな! 「トルコ」はダメじゃないと思う
想い出づくり。の台詞であったけど普通に再放送されてた。 関東のみかも
TBS
2/25 日 05:40 ~ 06:00
TBSレビュー
「追悼 山田太一さん」
昨年11月に89歳で亡くなった脚本家の山田太一さん。
「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」など名作を生んだ山田脚本の魅力について考えます
<出演>
八木康夫(ドラマプロデューサー)
鈴木嘉一(放送評論家)
<キャスター>
伊藤隆佑(TBSアナウンサー)
宇内梨沙(TBSアナウンサー)
http://www.tbs.co.jp/TBS-review/
(まだここには出てない) >>393
NHKとTBSの放送コードが違う可能性も。 >>393
だよね…。
なんとなくだけど、個人的には、、
障害者がトルコに行くという描写そのものに
対して、放映するには生々しすぎるいうのかセンシティブすぎるというか。世間や色々な団体から批判が出るかも知れないのをNHKが怯えている気がする。
じゃあNHKはバリパラを放映したり、「車輪の一歩」を感動作品なんて宣伝するなと思うけど、一部を放映するのと全編放映するのとではやはり違うのかなと…。個人的に解釈してる。 スペシャル「戦場は遥かになりて」をやっと観た。やや拍子抜けする内容、でもまぁ良かったかな。あの夜な夜な暴れまわる連中ってのが現実味を感じなかったんだけど、当時ああいうの居たのかな?DVD版で観たから「ヤマト」のアニメパートは削られてたけど是非完全版で観てみたい。 必殺シリーズ、最近ずっとエンドレスで再放送やってるよね。そんなに藤田まことが見たいなら「午後の旅立ち」もやってくれよ。 >>394
これはうれしい情報。
でもよく見つけたね。 ◆DVDブックレットより
「加齢の輝き」山田太一
ほんの数ヶ月前、鶴田浩二さんと交際のあった人から、この「戦場は遥かになりて」の撮影のころ「山田にいじめられてるよ」と鶴田さんがおっしゃっていたと聞い た。大スターを私如きがいじめることなど出来るわけもないが、この作品のメッ セージが鶴田さんには幾分“あてこすり“のように感じられたのかもしれない。
作者が解説するのもどうかとは思うが、ここで深夜に暴力を振う青年たちは二重の意味を持っている。一義的には作中で彼等が口にするように、いまの社会に不満を抱く青年たちだが、二義的には日本を襲う外からの暴力を重ねている。
警備会社が暴力とたたかうな、逃げろ、としか言わないのは、直接には警備会社の常識だが、比喩としては、日本の外敵に対する平和主義を意味している。
限度を越えた暴力が外から及んだ時、それでもあくまで冷静に穏やかな外交で立向うことができるだろうかという不安は今でもあるが、当時(一九八二年)からあった。
こんな横暴な行為に、いつまで事なかれの平和主義ですますのか、受けて立って戦わないで国家といえるのか。そのような議論は、当時もあったが今でもある。敢ていまその是非は論じないが、どう受けて立つにせよ、情念感情にあおられて冷静さを失ってはいけないだろう。「いさぎよく」というような美意識を私は否定しないが、個人ならともかく国家となれば、一方で冷静な勝負の判断がなければならないだろう。
そんなことは当然で、国家が美意識や情念で動くわけがないといわれるかもしれない。そうだろうか。戦後五十七年の日本を振り返るだけでも、時がたてばほとんど空疎としかいいようのない感情の波の中で驚くほどの人が集合し、あるいは不安にかられ、あるいは財テクに走り、あるいは票を入れ、あるいはある人を指弾したり、ある人に拍手したことはないだろうか。(続く) (続き)
それでも尚いまの日本を貴重に思うのは、ある国の人たちを憎悪の対象とし、 その国の人たちの死を願い、喜ぶというような人々の少いことではないだろうか。
素地はあるのだ。第二次大戦中、小学生だった私は、周囲の大人たちと一緒に、 敵国アメリカ、イギリスを憎み、その国の人々が少しでも多く死ぬことを願っていた。その感情の記憶は、今も消えていない。
そのせいだろうか。日本人の他国への攻撃性や憎悪の感情を抑えている堰が切れるのが怖い。
戦争体験が、語る本人も気づかずに「物語」となり、「あの頃の若い者は国のために命を惜しまなかった」「いさぎよかった」「家族を思った」「親に感謝した」「男だった」「女だった」と、そのあたりばかりが拡大した「お伽噺」が、まるごと事実のように語られることを怖れる。
それがこの作品の私なりの主題であった。
一方、鶴田さんは当時時折講演をなさっていた。それを私は聞いていないが、特攻隊で死んだ同年輩の人たちを悼む内容だったという。私にそのような若い死者たちを悼む気持に異論などあるはずもない。しかし、繊細な鶴田さんは、この脚本のどこかに、自分への批評を感じられたのかもしれない。そうだとしたら、申訳けなかったと思う。
私は批評どころか、鶴田さんにますます感嘆していた。第一部の「男たちの旅路」から六年がたっていた。お持ちの方は是非第一回の鶴田さんと、このスペシャルの鶴田さんを見比べていただきたい。年齢がつけ加えた味わい、深みはまぎれもなく、加齢の輝きを見事に手に入れられていることにただ敬服していた。「男たちの旅路」は終っても鶴田さんを手放さないぞ、と思っていた。テレビでの鶴田さんの決定版を、もう一作絶対につくる、と決めていた。それが「シャツの店」である。鶴田さんは文句なく素晴らしく、しかし、遺作となってしまったのであった。 ヤマトの映像は、やはり必要だったのかも。観ている間は暴漢たちのリアリティが気になってしまった。
先日の出版記念イベントによると、このスペシャルだけシナリオ集に収録されないのは山田太一氏自身が止めていたとのこと。(ドラマでなくシナリオとしての出来に反省があったのだろうか。)それが晩年見返してみて、考えも変わったらしく、今後は出版も可能になるのだとか。