陸ものVS海ものの構図は、「天保水滸伝」からの発想が大きいと思われる
飯岡の漁師、飯岡助五郎 VS 笹川の醤油屋の倅、笹川繁蔵 の
任侠の親分一家同志の抗争の話、半分実話
平手造酒(ひらてみき)も登場
座頭市の元になった話
大正〜昭和にかけては人気の話だったようで、これを題材にした映画やドラマは数多くあり
地元では未だに親分さんたちの話が市のHPに載ってる(土地柄なのかな、うちの地元なら住民嫌がる思う))

ドラマでは
るい清次きょうだいが飯岡の出身
英一郎に笹川の酒屋の娘との縁談
入兆の番頭役の高品格は飯岡の漁師の息子
入兆の醤油工場の撮影が笹川の醤油屋で行われた

などなど、天保水滸伝を意識した話がちりばめられていて
当時の視聴者なら言われなくても気づいた人も多いのだろう