東京都の府中市郷土の森博物館は4日から5月31日までの約3カ月間、老朽化による改修工事で全館休館する。期間中は、京王線府中駅前に出張し、体験イベントなどを開く。
 同博物館は、1987年の開館から35年以上が経過し、老朽化が目立つようになった。昨年9月からプラネタリウムを含む本館だけを改修のため休館していた。しかし、電気設備の改修には施設全体で約3カ月の停電期間が必要と判明。梅園や復元建築物がある園内も含め、全館休館を決めた。
 休館中は府中駅前の商業施設「ミッテン府中」で竹とんぼや押し花、笛作り、風車作りの体験教室などを開く。屋上での星空観察会などのイベントもある。
 再開の予定は6月1日だが、博物館本館は7月20日になる。体験イベントの詳細は同博物館のホームページで。http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/
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