「食事のことで母親と口論、腹いせに」自宅放火し全焼、容疑の45歳男逮捕

自宅を放火したとして、京都府警山科署は現住建造物等放火の疑いで、京都市山科区大宅甲ノ辻町の無職、吉崎聡容疑者(45)を逮捕した。「母親と口論になった腹いせだった」などと供述し容疑を認めているという。

逮捕容疑は8日午前8時45分ごろ、自宅に放火し焼損させたとしている。

山科署によると、容疑者は同居の母親(67)と食事のことで口論になった後、自室でティッシュペーパーに火をつけたという。木造3階建て住宅の約80平方メートルが全焼するなどし、容疑者も煙を吸い病院に搬送された。母親にけがはなかった。

容疑者は母親と会社員の弟(42)と3人で暮らしていた。弟は仕事で外出中だったという。同署が詳しい経緯を調べる。