0001日本昔名無し
2021/03/09(火) 06:43:20.22近場の人に喋った場合、自分の感じた不快感を尊重してもらえるイメージができないのでここで吐き出します
思い出すのは、震災から数年後、父がDVDに当時の津波の映像を集めてダビングしていた光景です。
父は、孫ができたら教えてあげなければいけないと言っていました。
当時私はまだ自立できない歳であり、まだ両親を遠ざける選択肢も持っていませんでした。私は両親ともから虐待を受け育っており、兄弟すら今は連絡もとっていません。
全部そのせいだとは思いませんが、これから先自分が家庭を持つ可能性もかなり低いです。私には特定の人と、家族と言われる距離感で接するノウハウがありませんし、自分が次の世代に、同じ幼少期を与える素質を持っている事をよく理解しています。
兄弟の最後の様子から察するにも、彼らもまた私と同じ未来を選択せざるを得ないのではないかと思います。人間何があるかわかりませんから、もしかしたら案外もう子供もいるのかもしれないけど。
ダビングした津波の映像はきっとダビングした人の所為で役に立ちません。そうでなくても現代社会ではもはやDVDは遅れている媒体でしょう
それを可哀相に感じたり、腹立たしく感じたり、不安を掻き立てられたりします。
映像を残さなきゃいけないと思った父は
誰かからは偽善と言われ、誰かからは褒められる一面を持っていたのだと思います。
普通に尊敬したかった。
冷ややかな気持ちがしてしまいます。
もうすぐ3.11から10年です
当時いた私の家族には何も被害はありませんでした。
しかし今の私には、あの時と同じ状況になっても相手の身を案じる事ができる家族はいません