中学校の頃の学級裁判について語る
公立中学校って、帰りの会が学級裁判になることあったよな?
それについて、色々と思い出したから語っていきたい。 わいの通ってた中学は、いわゆる普通の公立中学校。
そんで、帰りの会とかある。担任が話したり、委員会の報告とかの。
それはある日のことだった。学校で、事件が起こったのだった。
わいのクラスの誰かが、下校中に買い食いをしたって話になった。
いやどうでもよくね? え、買い食い? どうでもよくないですか? 帰らせろ。
とまあ文句を言いたげな雰囲気が、クラス内に漂っているわけだ。
『はい、皆さん伏せてください。心当たりがあり人は手を……』
とかなんとか、テンプレートのことをいう訳ですよ、ええ。
ちくしょうこの女教師はアホなのか。我々は幼稚園生じゃないんだぞ。
ほいほい手を上げるかってんだこのアホタレが。薄い本で犯されとけ。 でまあ、結局誰も手を上げない。そりゃそうじゃ。
『……はい、顔を上げてください』
女教師は不満顔。こっちだって同じ気分なんですけどね。
早く帰りたかったわいは、誰かが告発するのを心待ちにしていた。
やかましいチクリ女子とかが、何か言ってさっさと終わってくんないかな、と。 □□□□□□□ □ □ □ □
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