>>333
平成以降、女子高校生は「コギャル」などの大人の文化を先取りする方向性をどんどん貫いていたが、
そうしたものが急激に薄れ、揃いも揃って地味な格好をする女子高校生が増えている。
これも昭和帰りだ。昭和の時代は「茶髪や化粧は不良の象徴」だったため、
女子高校生はそうしたものをしたがらなかった。実はこれは今の女子高校生と全く同じ論理である。
そしてこういう女子高校生の中でも地味な部類ほど、大学に入ると横並び一斉に「大学デビュー」と称し、
いわゆる「量産型女子大生」へと変化する。これもまるで昭和のようだ。
1970年代後半以降のハマトラやワンレンボディコンなどは、
けっして高校生時代からそうした格好をしなかった。いわば「お上りさん」の文化だったのだ。
平成以降の「コギャル」が制服を着ているだけで中身は大人のギャルと何も変わらなかったことを考えると、
時代が逆戻りしていることがよくわかる。