K-POPが世界のチャートを席巻した裏側 ~韓流の輸出戦略~

韓国の国家ぐるみのK-POP輸出戦略に対して、世界から反発が起こっているという事実があった。
(『韓流アイドルの深い闇』著/金山 勲より)

■世界のネット投票を占拠
~日常化するチャート操作~

2018年には、アメリカのドナルド・トランプ大統領、カナダのジャスティン・トルドー首相、アメリカ下院議長のナンシー・ペロシなど
世界的に知られた人物たちに圧倒的な差をつけて1位に上がったのは、K-POPグループのBTS(防弾少年団)で、
2位に文在寅韓国大統領が選ばれたのである。
また、アメリカの経済誌『フォーブス』の「ここ30日で最もリツイートされたアーティスト」という世界的なランキングでも、
カニエ・ウェストやジャスティン・ビーバーなどを押しのけて、その時点では無名に近いBTSが1位になった。
この他にも、アメリカでもっとも権威がある『ビルボード』のチャート順位の不正操作が指摘され、ビルボードの信頼性を失わせている。

こういった不正操作の方法には、音楽ストリーミングサービスのアカウントを作り、ツイッターや各種SNS、電子メールなどで、
他国のファンたちにログイン情報を送り、情報を受け取った者がストリーミングを繰り返すなどの方法が一例として挙げられている。

その際、複数のデバイスを使ったり、VPN(バーチャルプライベートネットワーク)を利用し、視聴者の位置情報を偽造し、
アメリカで視聴されていると見せかけている。

あるBTSを支援するグループが1000件以上のアカウントをばらまいたといわれており、明確なチャート不正と判断された場合は
チャートから削除される場合もある。
事実、2015年にシングル『Love MeRight~romantic universe~』で日本デビューした元EXO のKURISは、不正操作が認定されて、
ビルボードチャートから削除されている。
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/10814/