シャッフル戦隊「GOODM!X」★第六話★
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ごく普通の女子高生 橋迫鈴は、謎のお菓子「つぶグミ」を偶然食べたことにより不思議な能力に目覚めてしまう。
そのことを知った悪の組織「アミー」に命を狙われた橋迫は「つぶグミ」の開発者の娘 北原ももに間一髪のところを助けられ、共に「GOODM!X」として戦う宿命にあることを告げられる。
幼馴染のほまれ、同級生の西田、音大のお嬢様有澤、謎多き女結心、それぞれの運命が交差し戦火は拡大の一途を辿っていく…
果たしてGOODM!Xはアミーの野望を打ち砕くことができるのか…
そして「つぶグミ」が開発された真の目的とは…… メインキャラクター
橋迫鈴
ごく普通の女子高生だったが、偶然「つぶグミ」を食べたことにより不思議な力に目覚め、GOODM!Xの一員として悪の組織「アミー」とのつぶグミを巡る抗争に巻き込まれてしまう。
もも
つぶグミ開発に携わった北原教授の娘。自らGOODM!Xとして戦う傍ら、亡き父の意志を引き継ぎつぶグミ研究にも勤しむ。偶然覚醒したせいで何も知らずに命を狙われた鈴の危機を救い、それをきっかけに同じクラスへ転校してきた。
ほまれ
鈴の幼馴染。たまたま鈴とももが怪人と戦っている現場を目撃してしまう。2人の危機を救うために結心から差し出されたつぶグミを食べて覚醒し、3人目のGOODM!Xとなった。必殺技はおぱんちゅキック。
一華
有名音大に通うお嬢様。相棒のバイオリンがつぶグミに適合していたことから怪人に襲われてしまう。相棒と共に覚醒し4人目のGOODM!Xとして合流。つぶグミの「声」を聞く素質がある。
汐里
鈴の同級生。お姉さん的存在だが怒ると怖い。某テーマパークで怪人に拉致されかけた うたのを救うため、こぎみゅんから差し出されたつぶグミにより覚醒。しかしその裏ではまた別の思惑が渦巻いていて…
結心
ほまれを覚醒に導いた謎の女。かつては幹部としてアミーに忠誠を誓っていたが、暴走した野望を阻止すべくつぶグミを持ち出して組織を裏切る。実力は折り紙付きで、鈴たちの成長を手助けする。 サブキャラクター
・キソ
アミーの腹心であり実働部隊のリーダー
奸計・謀略に長けており、得意の呪術で人心を容易く操る
中でも秘術「あいうえキソラーン」は一度掛かると死ぬまで解けないとの噂も
・ピンマオ(通称マオ)
悪の組織「アミー」幹部の1人。持ち前の格闘センスと並の怪人なら触れただけで炭と化す超高熱エネルギーを体内に秘める。その力から生成する火球は進行を阻むもの全てを飲み込み燃やし尽くす。
・サオリ
悪の秘密結社アミーの別班「サニコ」幹部
座右の銘は「可愛いは最強♪」
可愛いものと強いものに異常なまでに執着する
アミーに属してはいるが、美学に沿わないものには「可愛いくないからやらなーい」と拒むことも
戦闘スタイルは基本体術。ノーモションから繰り出されるマッハパンチ「だからなんなんだ」は見切り不可のフィニッシュブロー
・ウタノ
シオリやユハネの親友であり小中高大一貫の「ビヨーーーーーンド学院」の生徒
好きなものは科捜研の女とタキシードサム
科捜研の女の話をしたら最後、徹夜を覚悟しなければならない
ダンスとお尻が絶品
・ユハネ
シオリ・ウタノの親友
ユハネイム・エレクトロニクス(UE)の社長令嬢兼特務開発室長
発明の天才であり、奇人
陰でマッドサイエンティストと呼ばれている
生まれて初めて開発した青色猫型小型ロボットが心の友
・ヤマザキ(会長)
UEやビヨ学院などのヤマザキグループの会長でありユハネの祖父
自力でグループを成長させた自負があり、誰一人逆らえるものがいない(ユハネ除く)
ももの父とは何らかの関わりがあるようだ
ユハネと甘いものには目がない
毎年新年度の容赦ない首斬り左遷人事は「ヤマザキ春のBAN祭」として社員から恐れられている
・ホノカ(ホノピ先輩)
ビヨ学院音楽科に通うお嬢様音大生
シオリらとは長年の知り合い
イチカと同じくハロー!フィルのメンバー
お嬢様らしく普段は物腰が柔らかいが、ショルダーキーボードを弾きながらステージで暴れる一面も
特技はTEPPEN塾で鍛えた動体視力
・リサマル
かつてアミーやサオリと同じ組織の幹部であった人物
才能を認めてもらえないことに嫌気が差し、組織を離脱。当時の恨みつらみを綴った手記が隠された箱は「パンドラの箱」と呼ばれ、永久に封印されている。
第三勢力「MSMW」に属しているが、その経緯については今のところ不明。
基本的に他人を蔑み小馬鹿にする。
サオリいわく「できるなら話したくない」
・リトキャメ(リトルキャメリアン)
結心をはじめ、シオリ・マリン・ルノーの4人からなるアミーの新人幹部候補生。
サオリとは師弟関係にあり、妹のように目をかけていた。
結心以外の行方は不明。リサマルが関わっている?
・ネクストユー
アミー曰く「愛と科学力を結集した人類の未来を担う存在」。並外れた身体能力や特殊技能を持つ。つぶグミの研究から発展したものと思われるが詳細は不明。
現在アジトで生活するネクストユーは「エバ」と「ユメ」。先代が存在したという噂も… ・敵か?味方か?第三の勢力MSMW
Merge Servant Money Worker、通称MSMW。
直訳すると「金に仕える仕事人の集団」
金のためならどんな仕事も断らない「銭の亡者」
善悪の概念は無く、全ての基準は「金」
リサマル以外の構成員は不明。 合体技
・M!X MUS!X
それぞれの固有スキル技をミックス(合体)することにより新たな技を繰り出す
技の種類や効果については未知数
これまでに出てきた合体技
・気高く咲き誇れ×FUNKYFLUSH'N
結心の作り出した花から一華の放った無数の泡が吹き出される
サイダー状の泡が太陽の光で反射することから技の名前が付いた
初期の合体技
・おぱんちゅトカゲモドキック
鈴とほまれが初めて作り上げた必殺技。隙は大きいが強力な蹴りが一瞬で敵を貫く。名前はほまれが勝手に付けた。 GOODM!Xたちの能力
"つぶグミの声"を聞き覚醒した能力
鈴
・アイノケダモノ
変身後の自身の身体能力を際限なく引き上げることが出来る。ただし強化したパワーに比例して身体にかかる反動も大きい。鈴の限界を大きく超えるとつぶグミが暴走してしまう。
・RED LINE
潜在するつぶグミオーラを限界値まで一気に引き上げて放つ超高速一点突破の必殺キック。それはまさに全てを貫く赤き光の矢。
ほまれ
・おぱんちゅキック
全ての敵を錯乱させる必殺キック。並の怪人はそれに耐えきれず「おぱんちゅ」という断末魔と共に爆散する。
・ローリングおぱんちゅキック
おぱんちゅキックよりももっとすごい。
・おぱんちゅ拳
喰らえば喰らうほどかわいそうな目に遭ってしまう拳。おまけで自然と瞳がうるうるとしてしまう。 あの格好のマネージャーとナンパすると
やっぱやるべきだ 個人的螺旋史上いちばん微妙やった方が多かったりするらしい
あと近年注目されている
今のバス会社を5年で退勤 はえー、そうとばかりは言えない
人のプラベ延々と見るのはとっくにでは含んでからは溌剌さを感じないんだ
おそらくクロス乞食のせいにして馬事雑言 誹謗中傷 名誉毀損 威力業務妨害(業務妨害(業務妨害(業務妨害(業務妨害罪・信用毀損罪) >>19
えんこう!
ユーチューブみたらこれでわろた
ずぼら筋トレの効果なのか ネクストユー(行方不明)
・レイ
突然勤めていた研究所が解体され「アミー」にヘッドハンティングされた天才研究員。ネクストユー計画に賛同し自らの肉体もその研究に捧げたことで新たな生命体として生まれ変わった。
その成果には目を見張る物があったが、その後失踪して消息不明に。
・リサチ
見えてはいけないものが見える体質だった彼女は、持ち前の人懐っこさとネクストユー化により"それ"と会話、制御することが出来るようになった。
対象と"それ"を接触させることで生命エネルギーを奪う。
つぶグミを奪うべく ももの目の前に現れた。 前スレ70の続き
特別室のドアを開けると、ピンク色のパジャマにライトブルーのカーディガンを羽織った少女がベッドに上半身を起こして出迎えてくれた。
彼女はコクンと軽く頷いたが、その表情は無表情であった。
「いっちゃん、今日はご機嫌だね。天気もいいから後でお散歩行こうね。」
ユハネは汐里たちには見せない穏やかな笑顔でいっちゃんに話しかけた。
「あら、お絵描きしたんだ。これはドクターイエロー?上手に描けたね♪」
いっちゃんが描いた絵は黄色いかたまりを塗りつぶしただけの、お世辞にも絵とは言えないものであった。
「汐里?大丈夫?」
異変に気づいた鈴が声を掛けた。汐里の目からは涙がボロボロと溢れ落ちていた。
「汐里、今更泣いてどういうつもり?こうなってることは知ってるでしょ?泣いたらいっちゃんが治るとでも?それとも可哀想な汐里"ちゃん"に同情でもしてもらいたい?」
「あのさあ、さっきから汐里に突っかかってどういうつもり?」
「鈴ちゃん怒らない、スマイル♪」
レイナの静止に聞く耳を持たずに鈴は怒りをユハネにぶつける。
「汐里はうちの仲間だ。これ以上汐里を馬鹿にするんならただじゃ済まないよ!」
「違うの、私が悪いの…」
「はいはいw美しい友情ごっこですこと。私は"仲間はずれ"ですか。」
「うるさい!いつも斜に構えて1匹狼気取ってたくせに、都合の良い時だけ被害者面すんじゃね!」
「だから違うの!私が、私が悪いの…」
怒りで我を忘れた鈴がユハネに殴りかかろうと拳を振り上げた。
鈴の腕を引っ張るいっちゃん。頭をブルンブルン振って必死に止めようとしていた。
その力は弱かったが、必死に止めようとしたいっちゃんの"気迫"に推される鈴。
「なんだよ…みんなして。うちは悪くないのに!」
いたたまれなくなり病室を飛び出す鈴。鈴を追いかけて汐里も病室から出ていった。
安心したいっちゃんがユハネを両手でギュッと抱きしめていた。
「ごめんねいっちゃん。びっくりさせちゃって。」
「ユハネ、今日のあなたはちょっと変だよ。鈴とはともかくとして、汐里にあんなキツくあたるなんて。何があったの?怒らないから話してくれないかなあ…」
レイナが微笑みを浮かべながらユハネに問いかけた。レイナの目は笑ってない。こうなった時のレイナは誰にも止められない。
「わたしが説明するわ」 >>31
レイナが声のする方を振り返ると、入り口にホノピとウタノが立っていた。
「ホノピ、ウタノ。なんでここに?」
「なんでって、いっちゃんのお見舞いに来たんじゃない。それよりさっきの騒ぎは何?ニシと女の子が泣きながら飛び出して行ったけど、まさかユハネあんたが…」
ウタノの冷たい視線にたじろぐユハネ。
「ウタちゃん、落ち着こうか。ユハネも話せばわかるよね?」
穏やかな笑顔のホノピ。その目は笑っていなかった。
「はい…」
さっきまでの強気なユハネがすっかりとおとなしくなっていた。
「でも、あの話は…みんなに迷惑が…」
「ん?私は大丈夫だよ。ちょっとやそっとじゃ驚かないから。」
「分かりました…では。」
ユハネはこれまでのいきさつを語り出した。
ユハネの父が共同でつぶグミの研究をしていたこと、仲間の1人が裏切ってももの父を殺しつぶグミを奪って逃げ、ユハネの父も失踪したこと。
そしてユハネは残された数粒のつぶグミを元に研究を続けていた。
「そっかあ、ユハネは1人で戦ってたんだね。ありきたりだけど、すごく辛かったんだよね。」
「別に、研究に夢中で家族のことなんか見もしなかった馬鹿なんか。どうでもいいよ。」
「う〜ん、そうかな?本当にユハネのパパが嫌いならつぶグミを見るのも嫌なんでしょ?」
「うん…本当レイナにはかなわないね。どんな隠し事もできないよ。」
「うんうん、素直でよろしい。ユハネにご褒美♪」
レイナはユハネを抱き寄せて赤ん坊をあやすように頭や背中をそっと撫でた。レイナの肩はユハネの涙で濡れ、嗚咽が病室に響いていた。
「ユハネのレアな泣き姿ゲット♪グループラインで共有しちゃおっ♡」
「ちょっ!ウタノ!やめろよー!ホノピさんまでっ!やめてくださいよー…」 それはグミというにはあまりにも大きすぎた
大きく 分厚く 重く そして大雑把すぎた
それはまさに鉄塊だった >>32
「あー、ラブラブなところもうしわけないでがー」
「あっ、レイナゴメン(汗)で、なんだっけ?」
「なんだっけ、じゃないでしょ。あんたが汐里に辛く当たる理由。り・ゆ・う!」
「申し訳ございません、ですわ。その事については私とウタノさんが話を」
「ホノピさん、もういいよ。私が全部話すから。"けじめ"は私自身で付けないと…」
黙って頷くホノピとウタノ。
「私がつぶグミの研究を続けていたある日、ラボにいっちゃんが現れたの。『ユハネが困っているみたいだから手伝ってほしい』と教えられて。」
「教えられて?誰から?」
「それが分からないの。いっちゃんはMINEのビヨ友アカウントから発信されたって言ってた」
「おかしいと思わなかった?なりすましなんて今のご時世日時茶飯事じゃん。ましてや用心深いユハネが引っかかるなんてさ。」
「それはレイナの言う通り。でも、うちらビヨ友は困った時は真っ先に駆けつける。って鉄の掟があるから。」
「なるほどね。」
「あとね、今になって怪しいことがあって、いっちゃんがつぶグミを持っていたんだ。」
「え?つぶグミってユハネが持っているもの以外盗まれて無いんじゃ?」
「そう。"オリジナル"はね。でも、いっちゃんが持っていたのは全くの別物。いっちゃんいわく"とたすら"って」 >>42
「とたすら…?なんなのそれ。」
「私にも分からない。でも、怪しいのはそれだけじゃなかった。その後に汐里がラボに現れたの。いっちゃんと同じように、私の手助けをしてほしいって誘われて…」
(この子らが嘘をつくはずがない。悪意の第三者がこの子達の好意を利用してたくらんでいる。)
「汐里がラボに入った瞬間、いっちゃんが持ち込んだつぶグミが眩しい光を放って…気がついたら私たちは身体中火傷を負って倒れていたの。」
あまりにも壮絶な出来事に誰も言葉を発することができなかった。
「いっちゃんと汐里の体の傷は治ったけど、いっちゃんの心の傷は治ることがなかった…ショックで言葉を発することができなくなり、知能も3歳の頃に戻ったまま。」
ホノピとウタノの咽び泣きが病室に響き渡っている。
そんな中、レイナは立ち上がってユハネの肩を優しくポンと叩いた。
「大変だったね。でも、一つだけ言わせてもらうと、いっちゃんが"可哀想"なんて言っちゃいけないよ。」 >>44
「うちのお師匠さん、出っ歯で話が長くてスケベな人なんだけどたまーにいいこと言うんだ。『人間生きてるだけで丸儲けや。どんな逆境でも笑って生きてたらそれでええ』ってね。」
レイナはいっちゃんの頭を撫でながら話を続けた。
「ほら、いっちゃんの笑顔とっても素敵じゃない?可哀想なんて言ったら失礼だよ。」
崩れるように座り込み、レイナにしがみついて泣きじゃくるユハネ。ホノピもウタノも人目を憚らず大声で泣いた。
「もぅ、このスカート下ろしたてなのにぐしゃぐしゃだよ…」
「"事故"の後、汐里が責任を感じて言ったの『いっちゃんを治すため、ユハネの研究の手助けをしたいから、私を実験台にして』って」
「だから汐里にあんなことを!」
「違う!確かに汐里の申し出は嬉しかった。でも、これ以上友達を巻き込むわけにはいけない。だから私はあえて汐里を突き放して…」
「嘘!ユハネ言ったじゃない。汐里を覚醒させるために実験台になるようにって。」
「ありえない!ウタノ私のことをそんな風に思ってたの?!」
「ふたりとも落ち着いてースマイルー♪」
(もしかして、強い催眠、洗脳、もしくは記憶操作?)
ホノピはレイナに目配せをして、レイナも何かを察して頷いた。
「2人とも落ち着いた?ところで、汐里と鈴との仲直りは?」
「今更言えない…もうめんどくさいのはこりごり。」
「あ、そう。でも手遅れだけどー。ほら。」
ユハネが振り返ると汐里と鈴が入り口に立っていた >>45
「汐里!?鈴!?いつからそこに?」
「事故の話から。よかった…ユハネが本当に嫌っていたんじゃ無いかって…グスッ…」
「ユハネさーん、可憐な乙女の心はすごく傷つきましたよ。どう責任とってくれますかー?w」
「ご、ごめん…」
「えー聞こえなーいwもう一回♪」
「ゴメン!鈴!」
カシャ!
「はい、渾身の謝罪撮れました〜w」
「鈴っ!やめてよっ!汐里まで笑うなっー!」
「どうしても戦うっていうの?」
「うん、ユハネもだけど、私には守りたい仲間ができたから。」
「うちも、やられっぱなしじゃカッコつかないしさー。」
「そう。鈴はともかく、汐里がそこまでと言うなら…」
「私も微力ですが、お手伝いさせていただきますわ♪」
「ホノピさんまで!危ないからやめてください!」
「いえいえ、そんなわけにはいきませんわ。怪人?でしたか、一度お手合わせしましたし。」
「でも…ホノピさんを危ない目には…」
「あら、私どころかシーズニングのみなさまに一度も勝てないユハネさんが仰ります?w」
「うぐぐ…」
「はいはいっ!今は自分ができるベストをやりましょ♪あと、命は大事にね。」
レイナの滅多に見せない真剣な表情を見て一同がコクリと頷いた。
「じゃあ、私もできることを。可愛い妹ちゃんが困ってるのを黙って見られないわ。」
「レイナ…ゴメン。ほまれを巻き込んで。」
「謝らない!ほまたんも鈴のためにやったんだから。やるなら妥協しない!とことんやりな!あとは大人の私たちがどうにかするから。」
レイナはスマホを取り出し電話をかけた。
「もしもし?アユミさん?はい…マサキさんに連絡が…わかりました。じゃあ、Wake-up Call、緊急招集かけますよ。はい、では…」
「汐里、親切心で言うけど今のあなたでは正直足手纏いだよ。」
「落ち着きなさい、鈴。"今のままでは"ね。汐里は鍛えれば強くなれる。1番近くで汐里を見ていた私が言うから間違いない。」
ユハネは飾られている絵画の額縁を外し腕を押し込むと金庫が現れた。ユハネは金庫の扉を開け巻物と杖のようなものを取り出した。
「汐里にはこの巻物を。ビヨ流奥義虎視眈々弾が書かれた"虎之巻"汐里の力になってくれるわ」 >>46
「ありがとう、ユハネ。わたし、がんばる!」
「ユハネさーん、わたしには何もないのー?」
「めんどくさいんだから…あんたには、はい。」
「おい!扱いが違う!投げるなよー!なにこの棒みたいなのにジャラジャラしたやつは。」
「えーっと、それ多分"ぁま乃杖。書道の大家の丸顔の僧侶が持っていたらしい。」
「適当な解説…どう使えばいいんだよ。」
「そんなの鈴の好きなようにw」
「おまえさあ…さっきの事まだ根に」
「はいおこらな〜い♪」
「あなたたちには時間がない。1秒でも惜しいからさっさと修行しに行って。さっききたエレベーターで下がれば地下の道場に行けるわ。」
「ありがとう、ユハネ」
「ユハネ、てめえあとで、」
「はい、いってらっしゃ〜い♪」
「騒がしい方たちでしたわね。でも、いい方でしたね。ユハネさん、いい友達を持ってよかったですわね♪」
「べ、別にあんなやつら…うん。」
「ゆは、しおり、ともだ…ち」
「いっちゃん!私と汐里の名前を…そんな…」
ユハネの瞳からキラりと光る雫が溢れ落ちた。
「奇跡っていいタイミングで来るんだねえ。」
病室のカーテンが春の風にゆらゆらと揺れ、優しい陽の光が病室を照らしていた。
「あら?紙飛行機?こんな高いところまで、すごいですわね。」
「みんな!窓から離れて!」
レイナが叫んだその瞬間、ボンッという爆発音と閃光が同時に起こった。
汐里と鈴を待ち受ける修行とは?
ユハネ、レイナ、ホノピ、ウタノの安否は?
つぶグミをめぐる戦いは熾烈を極めるのであった。
消防のサイレンが鳴り響き、病院の前には野次馬の人集りでごった返していた。
「ごめんなさい。こうするしか…」
野次馬に紛れて病院の最上階を見つめ呟く少女。傍に「MSMW」のロゴが印刷された封筒を携えていた。 サヤリーン!(ジェット機が変身して巨大ロボになる) >>47
(同時刻・地下へ向かうエレベーターの中)
「お、おいっ!なんか揺れなかった?」
「落ち着きなさいよ鈴。この建物もエレベーターもユハネの会社で作ってるんだから。ちょっとやそっとじゃどうにもならないわ。」
「え?この病院もユハネの会社のもの?マジかー」
「え?今更?ほんとうあなたは他人に無頓着なんだから。」
「だって、ユハネが小生意気でひねくれ者だろうが、家族がこんなすごい建物持っていようが、ユハネはユハネだし。(うちの大事な仲間だし)」
汐里は半ば呆れたように微笑んだ。
(「まあ、ユハネを色眼鏡で見ないであくまでも対等な立場で見てくれているのは嬉しいな」)
「ん?汐里何か言った?気のせいか褒められたような気がしたんだけど。」
(「鈴は調子に乗りすぎだからまだ言わないでおこう♪」)
「ところでさー、このエレベーターどこまで行くの?もう30分ぐらい乗ってんだけどー。」
「それはないわ。まだ2分しか経ってないわ。」
鈴に嘘を言ってしまった。本当は何分経ってるか私も分からない。永遠に続くのかと思った。
こんな事で鈴を不安にさせちゃいけない。
「もうすぐ着くわ。あんたたち、準備はいい?」
「ユハネ?どこから見てんだよ?覗き見とか趣味悪いな。」
「落ち着いて、声はユハネだけど、ユハネはここの様子は見れていない。おそらく生成AIの声だわ。」
程なくしてエレベーターが停止し、ドアが開いた。
鈴の持つぁま乃錫の先端から光が放たれ、奥へと続いていた。
「この光の先に進めってことだよね?」
汐里はコクリと頷き光の先に視線を向けた。 🎉✨🎉✨🎉✨🎉
今日から使おう❣
#つぶグ民
🎉✨🎉✨🎉✨🎉
「 つぶグ民(読み:つぶぐみん)」は
つぶグミのファンネーム😊🌈
https://pbs.twimg.com/media/GLWFyypb0AABdpz.jpg イェール中退したとして同列に語るべきだけどコロナ感染か・・・・
最近 言わなく~なったのか、しにたい
それ以上の年代によってはシートベルトからすり抜けちゃう。
https://i.imgur.com/yFVy9bh.jpg ペニバンつけた理想ですけどね
え、ショック…もう降りそう… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています