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シャッフル戦隊「GOODM!X」★第四話★
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0001名無し募集中。。。
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2024/03/07(木) 19:57:28.710
ごく普通の女子高生 橋迫鈴は、謎のお菓子「つぶグミ」を偶然食べたことにより不思議な能力に目覚めてしまう。
そのことを知った悪の組織「アミー」に命を狙われた橋迫は「つぶグミ」の開発者の娘 北原ももに間一髪のところを助けられ、共に「GOODM!X」として戦う宿命にあることを告げられる。
幼馴染のほまれ、同級生の西田、音大のお嬢様有澤、謎多き女結心、それぞれの運命が交差し戦火は拡大の一途を辿っていく…
果たしてGOODM!Xはアミーの野望を打ち砕くことができるのか…
そして「つぶグミ」が開発された真の目的とは……
0045名無し募集中。。。
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2024/03/13(水) 08:03:57.470
GOODM!Xマン
0046名無し募集中。。。
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2024/03/13(水) 18:38:59.230
GOODM!Xマンタロウ
0047名無し募集中。。。
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2024/03/14(木) 00:43:34.130
「つぶグミの力が暴走しちゃったらどうすればいいの?」特訓で初めて能力に目覚めた日、調子に乗ってパワーを引き上げすぎた鈴は、反動によりバキバキに痛む身体で寝転がっていた。
結心は鈴の隣に座って言い聞かせるように答える。「原点に戻るんです。つぶグミの声を聞くこと。鈴さんの能力はかなり特殊です。むしろ暴走しないように常に意思疎通をすることが大事ですね。」
……

チキアーン麻酔で深い眠りに入った鈴は、一面真っ白な精神世界に辿りついていた。夢とちがって思考も明確で、身体を動かしている感覚もある。
『おう、弱っちいの』背後から声をかけられ振り向くと、綺麗なまん丸の真っ赤な球体が宙に浮いていた。「丸い…」鈴は思わず第一印象を口に出す。
『は?わるぐち?』球体のはずなのにちょっと怒ってるのがわかった。「あなた、だれ?」鈴はそもそもの疑問を口にする。『私は煌舞。』「こーぶ…」名前を聞いてもピンと来ない。
『つぶグミだよ!あんたのつぶグミ!いつもこの声聞いてるだろ?』「あー!」確かにこの特徴的な声はいつも聞いていた。声の主はこんな形なのか…
0048名無し募集中。。。
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2024/03/14(木) 00:57:46.470
『うちらにもさ、名前が付いてんだよね。』「はあー」『あんま興味なさそうだな。』それはそれとして、鈴はマオとの戦いのことを思い出した。
「そういえば!あんた戦ってる時なんで勝手にパワー引き上げたの!? 暴走までして! 全然言うこと聞いてくれなかった!」『だってそうしなきゃ死んでたじゃん。』
鈴はぐうの音も出ない。『だいたいさー、適合者のくせについてこれないのが悪いっしょ。本当弱っちいんだもんな。』煌舞は球体のくせに大きくため息をつく。
鈴は何も言い返せない悔しさと不甲斐なさで涙がじわりと滲んできた。『おい泣くなよぉー』煌舞は一転して慌てて鈴をなだめる。『とりあえず勝ったんだからいいじゃん、な?』
「でも私戦ってる途中から覚えてないし…」鈴はスンスンと鼻をすする。『まあ簡単に言うと、最後は本気になった私が最強キックでぶっ飛ばしたって感じかな!』球体が思い切りドヤった。
「そうなんだ…」鈴は噛みついて来なかった。「私じゃ全然力を引き出せてないんだね…」ネガティブの連鎖に入り始めたのを見て煌舞はまた慌てて鈴をなだめる。
『ほらほら!でも!最後に出した「RED LINE」てやつは私知らなかったから!あれは鈴だから出せた技だな!!』 「私だから…」鈴が顔を上げた。
実際につぶグミが適合した物との化学反応で新たな進化を見せたという例は過去の研究データにもある。つぶグミに関わる研究者たちもやはりそこに大きな可能性を見出していた。当然アミーも…
0049名無し募集中。。。
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2024/03/14(木) 01:41:06.840
『そうそう!つまり勝てたのはちょっとだけ鈴のおかげでもあるかな!まあちょっとだけな!』悪態をついていたはずの煌舞はいつの間にかお守り役に回っていた。
『だからもっと修行して強くなれよ。鈴が自分の意志で私の全力を引き出せるようになれば最強だろ?』鈴は涙を拭ってコクリと頷いた。
「でも暴走して汐里まで攻撃しちゃうなんて…」鈴の一言に煌舞は動揺する。『え、いや、パワーを空になるまで使い切ったら私もどうなるかわかんないもん…』
鈴は疑いの目で球体を見つめる…『ほんと!ほんと!そういう時もあるんだって!お前が制御できるようになればああいうことも起きないよ。』「あー!私のせいにした!」
『だって本当のことじゃん!』「どうせ調子乗って見境なく殴ろうとしたんでしょ!」『乗ってませーん!お前とはちがうんですぅ!』「私は友達の見分けくらいつきますー!」『はー?制御できるようになってから
……

鈴が目覚めると大きな天窓があった。恐らく大きなカプセルの中… 「目が覚めましたか。」横のスピーカーらしき部分からももの声が聞こえてきた。
「これは治療用のカプセルです。ここでしばらくは安静にしていてください。」鈴が天窓に目をやると周りをスタッフが忙しなく行き交っていた。
「この1時間程度で一気につぶグミの生体反応が安定してきました。正直驚きです。」ももの言葉に鈴はニコリと笑って答えた。「つぶグミに会ってきたからね。」
会ってきた…?ももは言葉の真意を探ろうとする。「会って、どうしたんですか?」鈴は答える。「戦ってきたよ。まあ私が勝ったけどね。」天窓から見える鈴の顔は嬉しそうだった。
0050名無し募集中。。。
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2024/03/14(木) 05:26:56.290
いいよいいよ
0051名無し募集中。。。
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2024/03/14(木) 12:10:19.840
サラリーマン怪人です
私と戦ってくれませんか?
0053名無し募集中。。。
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2024/03/14(木) 18:58:07.380
==横溝正史シリーズ==
渡井直美ちゃん(後のフィーバー娘)「悪魔の手毬歌−TVドラマ版(1977)」
で漏斗咥えさせられて絶命の由良泰子 役でしたが
https://stat.ameba.jp/user_images/20120224/15/kanizanokare/65/b7/j/o0320024011813348944.jpg
同じ横溝精史シリーズでは「獄門島−TVドラマ版(1977)」では鬼頭雪枝−役−立枝歩ちゃん(特捜最前線−津上刑事の2代目妹―初代は牧美智子)も釣り鐘の下敷きにされて絶命の役でした。
https://livedoor.blogimg.jp/donzun-actors/imgs/7/c/7c8f28b1.jpg
高橋洋子さんは「映画版−悪魔の手毬唄(1977)」の由良泰子役でした 
https://pbs.twimg.com/media/EuL-wDyVkAMcM7J?format=jpg
永野裕紀子さん=仁礼文子役出演
https://pbs.twimg.com/media/DaqlnLgU8AEOB3r?format=jpg
0054名無し募集中。。。
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2024/03/14(木) 23:22:19.210
時は来た それだけだ
0055名無し募集中。。。
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2024/03/15(金) 01:35:17.970
>>31
先制攻撃がヒットし意気揚々の一華と結心。しかしサオリは冷静に状況を把握していた。
「なるほどね。この泡が動きを鈍らせてたんだ。結心にしては考えたわね。だけど、邪魔な物さえなければ問題ないわ」
サオリは両腕を胸の前に構え静かにゆらゆらと動き始めた
「それはもう通用しませんよ」
「一華ちゃん!避けて!」
「愛樹々(ラブ・クライシス)ハナモヨウ!」
サオリが謎の言葉を叫ぶと目にも止まらぬ速さでパンチを繰り出し、無数の花が目の前に現れた
無数の花はやがて一つに纏まり巨大な花へと形を変えていった
サオリの生み出した花が泡を吹き飛ばし、結心の花を飲み込む
「キャーっ!!!!」
サオリから放たれたハナモヨウは暴風のように2人に襲いかかり、床に叩きつけられた
床に這いつくばる2人を表情を変えずに静かに見つめるサオリ
「こんなもんじゃないでしょ。まだまだ遊び足りないわ」
0056名無し募集中。。。
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2024/03/15(金) 02:23:38.910
「一華ちゃん!大丈夫?!」
「あたたた…なんとかね。結心ちゃんが注意してくれたから受け身は取れたよ…」
「…悔しい。ちょっと上手く行っただけなのに浮かれちゃって。やっぱり私には無理なのかな。」
結心は肩を震わせて拳を固く握りしめていた
瞳には涙が滲み一華の顔をまともに見ることができなかった
「結心ちゃん、それはアカン。まだ終わってもないのに無理とか決めつけるなんて。そんなネガな結心、らしくない」
「一華…ちゃん」
「こんな時にあれだけど、うち嬉しかったんだよ。バイオリンしか友達がいないうちに友達が出来るなんて。結心はどう思ってるか知らんけど、困った時に助けてあげるのが友達。今がその時、だよね?」
一華は固く握られた結心の拳に手を添え、優しく撫でた
「優しい手、この手で必死に1人で戦ってきたんだね。大丈夫。結心はもう1人じゃない」
くしゃっと顔を崩し微笑む一華
「結心、"アレ"やるよ」
「一華!まだ早いよ!どうなるか分からないのに。成功率も50回に1回なのに」
「だからダメ!そうやって決めつけるのは。結心はもっと自分に自信持たなくちゃ。サオリさんに成長した自分を見てもらいたいんでしょ♪」
「一華…分かった!私頑張る!」

「結心、吹っ切れたみたいね。その顔『美しい』わ」
0057名無し募集中。。。
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2024/03/15(金) 05:31:59.650
いいよいいよ
0058名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/15(金) 12:29:20.370
ここにまた新たな戦士が…

6/7(金)公開
Vシネクスト 『特捜戦隊デカレンジャー20th
ファイヤーボール・ブースター』に
川村文乃がゲストキャストとして出演します!!

県立牧野植物園のベテラン学芸員・モクミス役
を演じさせていただきました🌿
高知でデカレンジャーのみなさんと撮影しました🎬

6/7から期間限定劇場公開!
ぜひご覧ください🪷

https://pbs.twimg.com/media/GIrZZkhbMAA2yxD.jpg
0059名無し募集中。。。
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2024/03/15(金) 19:09:33.380
つづけ!
0060名無し募集中。。。
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2024/03/16(土) 01:44:58.070
モ、モクミスさん…
0061名無し募集中。。。
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2024/03/16(土) 03:29:37.420
>>56
(とある日のGOODM!X秘密基地)
「ももー、何か新しい武器とかないのー?」
「鈴はすぐ無茶振りするんだから…あんまりももを困らせるとまたお説教部屋行きだからね!」
「ごめんなさい…汐里さん」
「りんりだっさーw」「うるさい!おぱんちゅばか!」
「あ、な、た、た、ち!」
「「すみません…」」
「えっと…あります」
「なーんだ、あるじゃんか。早く教えてよ」
「鈴!」
汐里の般若のような表情を見ておとなしくなる鈴
「なんか言い辛そうだったけど、訳ありなの?」
口籠るももを察した結心。この子は妙に勘が鋭い
「これなんだけど、まずは見てもらえる?」
ももは箱を取り出し蓋を開けた
「えっ?これつぶグミやないか。見つかったんだ。ももちゃんよかったね♪」
「一華ちゃん、ちょっと食べてもらえるかな」
「えっ?ええの?いただきまーす。はむぅ…いたぁぁーっ!」
一華の異変に目を丸くするもも以外の4人
「ももちゃんひどい!硬いやんか!歯折れそうや!」
「ごめんね。そうなのこのグミは硬いの」
ももの言葉に?しか浮かばない5人
「このグミは奪われたものとはまた違うもの。裏モードのハードグミ、通称『とたすら』」
「とたす…ら?」
「えっと…名前については深く考えないでね。この裏モードグミはパパの残した文献を元に私とラボの仲間で開発したものなの?」
「ももちゃんやるじゃん。まじかっけー」
「ありがとうほまちゃん。でもね、この通り硬いの。パパのようには上手くいかないね…」
「それで、新しい武器って?」
「新しい武器というよりは、使用者の能力を飛躍的に引き上げることができるの。ただし、活動限界があって、それを超えると…」
「超える…と?」
「よく分からないの」
ズコーッと椅子から転げ落ちる5人
「身体に無理をさせるから、反動がくる。かもしれない、ですよね?」
「その通りなの。みんなを巻き込んだ上に危険な目に遭わせる。迷惑なのはわかってる。でもこのままだとアミーに…」
0062名無し募集中。。。
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2024/03/16(土) 03:41:27.500
「馬鹿らしい。」
「鈴!そんな言い方ないでしょ!」
「汐里さん、落ち着いて。馬鹿らしいのは『迷惑だ』って思ってるももの後ろ向きな態度。だいたい迷惑ならここにいないもん」
「鈴ちゃん…」
「それに、アミーとかどスケベ変態野郎にやられっぱなしじゃ格好つかないしさ」
「りんり、アミーは一応女性だよ。中身はおっさんぽいけどw」
「ほまー!話の腰折るなよー。コホン、とにかくうちらは仲間なんだから遠慮するなってこと!だよね?」
黙って頷く5人。ももの美しい瞳から熱いものが溢れ出していた
「パパ、わたし寂しくないよ。こんなにたくさんの仲間がいるから…」
0063名無し募集中。。。
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2024/03/16(土) 13:42:56.110
GOODM!Xたちの戦いはこれからだ!
0064名無し募集中。。。
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2024/03/16(土) 13:44:53.960
ひなフェスで歌っておくれ
0065名無し募集中。。。
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2024/03/16(土) 23:15:22.780
立ち上がれGOODM!X
0066名無し募集中。。。
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2024/03/17(日) 09:40:28.370
鈴 「(モグモグ)」
ほま「あ!鈴またマグロ食べてる!」
鈴 「今朝文乃ちゃんにもらっちゃった」
一華「マグロくれる友だちって何者…?」
汐里「何者って、文乃ちゃんはマグロの解体師をやってるだけよw」
ほま「そうそうw」
結心「いやいやそれこそ何者って感じですが…」
鈴 「ほらこの写真見て?」
もも「…え!? この方はモクミス様!?」
鈴 「も、もく」
もも「ご存知ないのですか!?生物研究を志す人間であれば知らない人はいない!伝説の研究員でございますぞ!!」
ほま「お、おう…」
一華「この子こんなキャラやったか…?」
もも「ということは文乃というのはモクミス様の本名…あ!いけない!プライベートに踏み込むなんて!私ったら!」
汐里「ももがこんなに取り乱してるの初めて見た…」
0067名無し募集中。。。
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2024/03/17(日) 14:46:53.360
>>62
ももの涙に、そして一緒に戦っている一華たちのために。この身が壊れようとも全力を、いや限界を超えて出さなくちゃ。
「もーっ、顔が強張ってるで結心。ワイがほぐしてあげる♪ぷにぷに〜う〜ん、美少女のほっぺ気持ちい〜ぃ」
「一華、ふざけないでよ。ありがとう。あとでお返ししてやるからっ♪」
結心の表情が和らぎ、自然と笑みが溢れていた。それでもまっすぐな視線はサオリに突き刺さる勢いだった。
「そう来なくっちゃ。さすがはサオリの"弟子"ね。もっと楽しませて☆」
結心はつぶグミを取り出し口に入れ、裏モードを発動させた
「コードとたすら発動!リミット解除、妄想フリーダム!」
結心の体が紫色のオーラに包まれ光輝いてい
「全宇宙の神の名代として命ずる。出でよフォーマルハウト!」
結心が叫ぶとあたりが夜の闇に包まれ、天空に満点の星々が浮かび、星の海から巨大な魚が浮かび上がってきた
「南の星の海の守り神よ、その口を開き恵みの水を捧げよ」
(あい分かった)
どこからか声が聞こえ、天空から無数の雨が降り注ぐ。結心は手のひらを空に向けるように両手を上げ、呪文のような言葉を唱えた
「すべてを凍りつくしなさい。低温火傷!」
0068名無し募集中。。。
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2024/03/17(日) 15:30:00.060
>>67
巨大な魚の口から吐き出された雨粒が結心の掌に吸い寄せられ、白い雪へと形を変えていった。
雪は程なく掌に積もり大きな塊となった
「これだけあれば十分ね」
結心は両掌に積もった雪の塊を叩き合わせ念を込めた。雪の塊は形を変え巨大な氷の矢となった。
「トランスフォーム!」
結心のスティックが弓に姿を変えると氷の矢をセットし、サオリに照準を定めた
「なるほどね。結心にしては考えたわ。でも問題ない!ハナモヨウ!」
サオリのハナモヨウが結心を直撃、その直前に結心がサオリに背中を向け、あろうことか一華に向けて矢を放ったのだ
「一華ちゃん!お願い!」
「了解!愛・愛・傘!」
一華の"相棒"が傘へと形を変え、氷の矢を弾いた。弾かれた矢は天空へ吸い寄せられるように昇っていった
「なにっ!?」
サオリが呆気に取られている間に結心がジャンプをするとハナモヨウの風に乗り、矢を追いかけるように空へと昇っていった
「一体何をするつもり?でも問題ない!」
0069名無し募集中。。。
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2024/03/17(日) 16:07:15.060
>>68
サオリは結心が落下するタイミングでハナモヨウを放とうとしていた
「サオリさん、おそらくこの一撃で決めようとしている。でも、無理です」
サオリの"剛拳" は確かに破壊力は抜群だ。だが当たらなければどうと言う事はない。
それに剛拳ゆえに乱発はできない。自らの肉体を爆発させるがゆえに負担がかかるのだ。
結心はだからなんなんだやハナモヨウを1日3発しか放てない事をサオリから聞いていた。
何事にも正直なサオリが嘘をつくはずが無い。
この一撃はおそらく100%の威力は出せない。
「それにこの技は防げないです。」
弾かれた矢に上昇していた結心が追いつくと、結心は矢を掴み真っ二つに折った。そして折れた塊を両手のグローブに叩き付けた。
「行きます、サオリさん。これが私の今の全てです」
結心は体を反転させ、きりもみしながらサオリのいる方へ降下を始めた
「キラキラ冬のシャイニーG!」
「させるか!ハナモヨウ!」
激しい爆音と共に湧き上がる雪煙
「結心ちゃん…」
0070名無し募集中。。。
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2024/03/17(日) 16:51:32.420
>>69
離れた場所から心配そうに様子を伺う一華
「神様…どうか結心を勝たせて。一生懸命やったんだから、報われてほしい」
雪煙の中からゆらゆらと人影が現れた
「結心!ようやった!」
一華の笑顔はすぐに落胆の表情となった。雪煙から現れたのはサオリであった
「こ、このやろー、ゆゆゆゆゆ、結心の仇や!」
「ぷっwその屁っ放り腰で言われても怖く無いわ。それにもうこれ以上続きはできないみたいだし」
サオリの右腕がぶらんとし、鮮血が流れていた
「とりあえずはあなたたちの勝ちかな?」
「それで、結心は?無事なの!?」
「そこまでは責任は取れないわ。自分の目で確かめてきたら」
「サオリさん、おおきに!」
「感謝される覚えもないけどwまあ、あんな子だけど仲良くしてあげてね。それと…」
サオリは結心に耳打ちをした。
「わかりました!おおきに!」
サオリに深々とお辞儀して結心の元へ駆け出す一華
「だから感謝される意味分かんないしwシオリ、
マリン、ルノー。あなた達は絶対守ってあげるから。この命に替えても…」

(GOODM!X秘密基地)
「…ちゃん。結心ちゃん…?」
あれ?わたし今どこにいるの?周りが真っ白。天国?
でも身体中痛いし、夢?そういえば、私サオリさんと、あれ?だれかもいたけど、思い出せない…

「ゆうみー!おきろー!朝だー!」
誰か?の声に呼ばれて私は飛び起きた。
「鈴!そんなバカでかい声を耳元でしない!」
「だってー…結心が目覚さないから心配で…」
「りんりだっさwまた怒られてるしー」
「ほまれも!ふざけないで!」
顔を真っ赤にして怒ってる人としょぼんとしてる子2人。誰なんだろう?
0071名無し募集中。。。
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2024/03/17(日) 16:57:45.860
>>70
「ゆうみ〜っ!」
突然女の子が叫びながら私に倒れかかった。ちょっと苦しいんだけど…
あれ?なんか柔らかい?それにすごくあったかいよ。優しくて甘い香り…遠い昔に、私この匂い知ってる。
「いちか…?」
0072名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/17(日) 17:35:06.510
>>71
「よかった〜!あれからずっと眠りっぱなしで目が覚めないから心配してたんだ。サオリ、さんが『そのうち目が覚めるから心配ないわ』って言ってたけど…本当に心配だったんだから〜!」
一華は顔をぐちゃぐちゃにしながら私をギュッと抱きしめてくれた。苦しいけど、すごく暖かい。まるでママにギューされてるみたい。
一華はサオリさんとの戦いについて細かく説明してくれた。あの後決着が着いて、サオリさんが撤退したこと。その後私は低体温症と過労で1週間昏睡状態になっていたこと。なぜか奇跡的にかすり傷程度で済んでいたこと。
「でも、悔しい。勝ったって自覚がないよ…一華、嘘ついてない?」
「それは絶対ない!サオリさんが『これ以上は戦えない』って言ってたし。右腕から血を流してたんだから」
「そう、なんだ…まるで夢のよう。」
「あとな、結心にこれだけは伝えてほしいって。言えば分かるから、だって。『40点』って」
「うぐっ、ぐすっ…さおり…さぁぁぁーん!」
「結心?!どないしたん?サオリさんも酷いこと言うなあ。必死に戦って40点って」
「違うよ、悲しくて泣いたんじゃ無い。その逆なの。いっつも10点から上の点数をもらった事はないんだ。そんなサオリさんからこんなにいい点をもらうなんて…」
「ゆうみーっ!」
「ちょっと〜なんで一華が私より先に泣くのよー!」
「らって…ゆうみ、友達が褒められて…うれしいやんかぁ!」
より強い力で結心を抱きしめる一華。
「もーっ、くるしいよぉいちか…ありがと♪あっ、約束忘れてないよね。ほっぺぷにぷに〜♪」

「これが奪われた6つのつぶグミ。間違いない。パパの努力の結晶だ。」
テーブルの上には6個のつぶグミが置かれていた。紛れもなく奪われたつぶグミの一部だ
「でもなんでサオリがこれを…一華ちゃんが言うには『今の私にはいらないもの。結心の卒業の証として受け取って』とメモと共に置かれていたって」
「ももちゃん、ちょっといいかな」
「どうしたんですか、汐里さん?」
「あのね、ちょっと頼まれごとをしてくれないかなあ。」
「汐里さんのお願いならなんでも!」
「ありがとう。実はね、ある人に会いたいんだ。身近な人なんだけど、私からはいけない。理由は…聞かないで。今の私を変えるためには会わなければならないの…」
0073名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/17(日) 17:44:55.880
ひとまず一華&結心VSサオリ編は一区切りです
続きは追って書きたいと思います
0074名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/17(日) 18:06:02.240
おつおつ
0075名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/17(日) 21:55:27.210
いいよいいよー
0076名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/18(月) 06:57:22.280
朝ごはんはGOODM!Xパン
0079名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/19(火) 00:47:51.970
アミー「わたしのつぶグミ力は530000です。もちろんフルパワーであなたと闘う気はありませんからご心配なく…」
0080名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/19(火) 08:53:04.650
レッツミックス
0082名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/19(火) 19:40:21.230
ほまたんも脱ぐ!?
0083名無し募集中。。。
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2024/03/19(火) 20:53:37.700
それはもう
0084名無し募集中。。。
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2024/03/20(水) 00:33:46.570
GOODM!X 〜その血の運命
0085名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/20(水) 06:43:40.790
GOODM!Xの朝
0086名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/20(水) 11:10:39.740
ガチャ動画
66個くらいまで開いてURLメモってたのに
保存しないうちにPCクラッシュして消えてしまった(T_T)
0087名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/20(水) 12:15:41.510
ひなフェスでGOODM!Xヒーローショー


💙💜💗💛💚❤​
#GOODMIX からの
嬉しいお知らせ✉
💙💜💗💛💚❤
「カモン・ミックス!」ミュージックビデオは
見ていただけましたか?

なんと!3/30,31開催の
【ひなフェス】全公演に
GOODM!Xが登場します🥳

披露するのは、もちろん…!
お楽しみに✨
#つぶグミ30周年
0088名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/20(水) 17:24:13.880
ミックスしようぜ
0089名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/20(水) 23:42:56.960
結心はほまれから呼び出され、基地の一角にあるカフェスペースに腰掛けていた。少し待っていると点滴をガラガラと走らせながらほまれがやってきた。
「ごめんね急に。」そう言ってほまれがイスに座ると、結心はハニかんで小さく首を横に振る。つぶグミ医療装置の助けもあり、この短期間で2人は部屋を出歩ける程度まで回復していた。
『それで、話というのは…』結心が尋ねると、ほまれは一瞬考えるような仕草を見せてから単刀直入に切り出した。「結心さ、ネクストユーって何のことか知ってる?」
結心は珍しく戸惑う様子を見せた。『どこでその名前を…?』ほまれは出動先でエバと戦闘になったこと、巨大タコが現れてそんな言葉を口走っていたことを話す。
「みんなで会議する前に、結心には先に聞いておいた方がいいかと思って…」ほまれはエバが結心を探している様子だったのが気にかかっていた。
結心はいきさつを神妙な顔で聞いていたが、やがて意を決して語り始めた。『それは正確には「ネクストユー計画」と呼ばれるものです。つぶグミから人間を創りだすことが目的の…』
0090名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/21(木) 01:29:12.980
「人間を…」ほまれはコメントが見つからなかった。『今はその研究から生み出された生命体のことを「ネクストユー」と呼ぶことがほとんどです。』結心は続ける。
『ほまれさんが戦ったエバ、あの子はまだ0から生み出された人間ではありません。素体が存在します。私の知る限りまだあの研究は途中のはずですから…』
結心は話している間ずっと目を伏せたままだった。『最初は狸や大型犬と適合させて人間と同じようなコミュニケーションを試みたり、そのノウハウを活かしてサイボーグAIに適用したり…』
『明るみに出せるような研究ではないですが、それらが最初のネクストユーにあたります。それがエスカレートして志願した研究所の人間や事情を抱えた人間をベースに適合させる実験になっていきました…』
「じゃああのエバっていう子は…」『事情を抱えた子、ということになります。』ほまれは苦虫を噛む思いだった。『本当は私がもっとそばにいてあげなきゃいけなかったんです…』
「仲良かったの?」『はい…』と答えてから結心はハッとしたような表情をして否定する。『いや、でも今は敵組織ですから私情を挟むようなことは…』
ほまれは笑って受け流した。「大丈夫。私は結心こと信じてるから。ここまで戦えてるのも結心のおかげだよ。」突然の感謝の言葉に結心は小さくお礼を述べると、照れくさそうに俯いた…
0091名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/21(木) 05:26:47.160
いいよいいよ~
0092名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/21(木) 11:56:00.720
(一華&結心VSサオリの激闘直後・某所)
サオリの腕からは血が滴り落ち、雪原に赤い線がサオリの後ろに続いていた。
右肩の脱臼に裂傷、骨も折れているはずだ。
通常の人間なら激痛で歩くこともできないはずだ。
しかし、サオリの表情は清々しく笑みさえ溢れていた。それだけ弟子の"成長"が嬉しかったのである。
「まったく、あの子ったら無茶苦茶なんだからwでも面白い子、もしかしたら結心なら、あの子たちなら…」

「あーら、美しいサオリさんがこんなになっちゃってwどうしちゃったの?」
0093名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/21(木) 12:28:10.370
「ふんっ、白々しい。どうせ全部見てたんでしょwあなたから姿を現すなんてどう言う風の吹きまわし?リサマル。」
「久しぶりの再会なのに連れないじゃん。そうね、あざといメスタヌキと関西弁のバカが尻尾巻いて逃げるあたりから、かなw」
全身真っ黒なドレスに身を纏ったリサマルという女は傷だらけのサオリをニヤつきながら見据えていた。
「で、リサマル"さま"が何の用でございますか?あいにくそんな暇はないんだけど。」
「あははっ!強がるサオリ可愛いwあの2人をかばってるんでしょ。大丈夫、あんなよわっちいのに興味ないしw」
「いちいち癪に触るやつ。で、用件は?」
「サオリは冷たいなあ。あの時もそうだったwあっ、ゴメン。じゃあ一度だけ言うわ。私たち『MSMW』の仲間にならない?」
サオリはリサマルの思いがけない一言に驚いた。
MSMWは悪にも善にも属さない伝説の組織。全ては「金次第」で動く組織である。
まさかアミーを抜け出したリサマルがMSMWにいたとは。
「断る、と言ったら?」
「うーん、予想通りかあwまあ、私はどうでもいいんだけどぉ、可愛いリトキャメちゃんがどうなるかは責任もてないなwww」
サオリは怒りのあまり傷ついた拳をリサマルに向けようとした。それよりも早くリサマルの持つ巨大な鎌がサオリの喉元に触れうっすらと血が滲んでいた。
「怒らないでよーwどうせ行く場所もないんでしょ?」
「勝手にしろ…」
0094名無し募集中。。。
垢版 |
2024/03/21(木) 18:24:13.820
ついにMSMWも登場かw
そして狸w大型犬wサイボーグw
猿と猫は?もう一騒動起こしそうだが
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