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「悪夢の民主党政権」という表現は宮台氏の心に痛みを伴って刺さったのだと思います。
その理由は、2009年に以下の本を出すほど民主党に深く関わっていたからです。
「民主主義が一度もなかった国・日本」 (幻冬舎新書)
宮台 真司 (著), 福山 哲郎 (著)

この本が書かれた当時の宮台氏と福山氏の高揚した精神状態は、「多くの国民は気づいていないがこれは革命だったのだ。」という一文に表れています。

鳩山内閣が誕生した当時は全能感に満ちていたことでしょう。
宮台氏が50歳前後の人生の一時期に心血を注いだのが民主党の政策ブレーンとしての活動でした。民主党の失敗は宮台氏にとってもある種の挫折感を感じさせる出来事であったと思います。