和歌山市で1人が焼死した民家火災で、地検は3日、現住建造物等放火容疑で逮捕されたパート従業員の女(50)を
建造物等延焼罪と重過失致死罪に罪名を変更して地裁に起訴した。
夫でパート従業員の男(36)については、和歌山区検が建造物等失火罪と過失致死罪で簡裁に起訴した。
起訴状などによると、女は1月14日午後、自宅1階のリビングで夫と口論。
灯油入りのポリタンクを持って「火をつける」と言い、夫が「やれるもんならやってみい」とリビングに灯油をまき散らしたのに対し、
灯油がついたクッションにライターで火をつけ建物に燃え移らせ、家にいた息子(当時20歳)を焼死させたとされる。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230203-OYT1T50313/