他人名義のETCカードを使い、高速道路を割引料金で走行したとして、大阪府警は
2日、特定抗争指定暴力団・山口組直系組長3人を含む男女11人を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。
逮捕されたのは、いずれも山口組の「直参」と呼ばれる2次団体のトップで、秋良連合会会長の金東力(66)=大阪市浪速区
▽極粋会会長の森尾昇(65)=東大阪市▽章友会会長の松岡錠司(55)=大阪市住之江区――の3容疑者と、車に同乗していた組員ら。
逮捕容疑は2022年11~12月、組長の親族や内縁の妻ら名義のETCカードを不正使用し、阪神高速を割引料金で通行。
正規料金との差額90~770円を詐取したとしている。府警は全員の認否を明らかにしていない。
捜査4課によると、暴力団員はクレジット会社の暴力団排除条項などによりETCカードを取得できないという。
https://mainichi.jp/articles/20230202/k00/00m/040/224000c