スズキは11日、電気自動車(EV)の試作車「eVX」を発表した。
世界戦略車の第1弾となるEVで、2025年までにインドと欧州で発売する。
同日、インドで開幕した自動車の展示会で公開した。
eVXは世界的に人気のスポーツ用多目的車(SUV)で、全長4・3メートル、全幅1・8メートル、全高1・6メートル。
満充電時の航続距離は最大550キロ・メートル。日本での販売は未定という。
鈴木俊宏社長は「温室効果ガスの排出量削減に向けてグローバルで様々な取り組みを進める」とコメントした。
スズキは昨年3月、EVや電池の生産拠点をインドに整備するため、約1500億円を投資する計画を掲げていた。
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