「出費ばかりで一生回収できることはない」実家から遠のく子なし夫婦

子どものいない夫婦から切実な声が。一方的にお祝いをあげ続けることになり、帰省しても出費だけがかさんでいく。
納得できず、「もう行く意味なくない?」と実家から足が遠のくケースも。

「未婚で子どもがいないのに、姉妹の子どもに一方的にお年玉をあげるのが、モヤモヤする。しかも経済的に私に余裕があるならまだしも、姉妹家庭の方が余裕のある生活をしている。時に親が気を遣って何かしてくれるなら、甥や姪にも気持ちよくあげられるんですが、子どもも”してもらうのが当たり前”という態度に足が遠のき、毎年行こうとは思わない。」(50代/神奈川県)

「家には子どもがいなく、犬を子ども同然に可愛がっている。お正月になると、兄弟の子ども、親戚の子どものお年玉をあげなければならない。でも毎年やりっぱなしで、大変な出費になる。せめて家のワンコにフード代のお年玉だよ~って500円玉でも入れて渡してくれる心遣いがほしいといつもモヤモヤしている。」(60代/北海道)

「妹には子どもが2人いて、私には子どもはいない。毎年毎年、妹の子どもにお年玉やお誕生日プレゼントクリスマスプレゼント、入学祝いなどをあげないといけないが、私の方は子どもがいないので出費ばかりで回収できることがない」(40代/長崎県)

 「自分が貰ってきたものを返す」「お祝いごとだから…」と気持ちよくあげられる時代ではなくなってきている。
不平等を感じたり、申し訳なさを感じたり、身近な関係に遺恨を残してしまうこともあるお年玉のモヤモヤ。
それぞれの立場が納得できる着地点が見つけられることを願うばかりだ。

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