ヘルメットによる「蒸れ」「血行悪化」「摩擦」は頭皮の大敵

ヘルメット用ベンチレーションライナーなどを使い、内部の通気性を向上することで、頭皮の大敵「蒸れ」「摩擦」「血行悪化」を軽減することができます。写真はモトリーモーダの「エア・ヘッド」3740円。

では、ヘルメットを被ることにはは頭や髪の毛にとってどのようなリスクがあるのでしょうか。

まず、頭皮の蒸れが挙げられます。ヘルメットは帽子と違い、頭を守るためのクッション材が入っているため蒸れやすい構造になっています。蒸れを放置してしまうと、頭皮の皮脂が毛穴を塞いでしまい、炎症や抜け毛を引き起こす可能性があります。対策としては、長時間の着用を避けることです。こまめに休憩をとり、その都度短い時間でも良いので外して風にあたりましょう。

これは、後述する血行をよくするという観点でも効果的です。外すことが難しければ、インナーキャップを用いて通気性を保つことをお勧めします。

次に、頭皮の血行が悪くなる点が挙げられます。ヘルメットは安全上頭を締めつけるので、どうしても頭皮の血行が悪くなります。結果頭皮環境が悪化し、髪の毛の成長を妨げてしまうことにも繋がります。こちらも対策は、ヘルメットを定期的に外すことです。

最後に、頭皮との摩擦が挙げられます。摩擦が激しいと、髪の毛が引っ張られて抜け毛のリスクが高まってしまいます。ヘルメットを被る以上多少の摩擦は仕方ないですが、可能な限りしっかり固定して摩擦を最小限に抑えましょう。