北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は12月26~31日に開かれた党中央委員会拡大総会で、
核弾頭保有数を大幅に増やす必要があるとして増産を指示し、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)システムの開発も求めた。
朝鮮中央通信が1日報じた。
金正恩氏は米国が日韓との軍事協力を本格的に推進し「アジア版北大西洋条約機構(NATO)のような新たな軍事ブロック形成に没頭している」と非難。
韓国についても「われわれの明白な敵」になっていると表明し、韓国攻撃を念頭に置いた戦術核兵器を大量生産する必要性を強調した。
日本に対する個別の言及はなかった。(共同)