愛知県警守山署は20日、イノシシの目撃情報があった河川敷で警戒していた地域課の男性巡査部長(36)が、イノシシに向けて拳銃を構えたと発表した。
発砲はしなかった。巡査部長が「拳銃を撃つぞ」と大声を出したところ、イノシシは草むらに逃げていったという。
同署によると、20日午後2時40分ごろ、名古屋市守山区小幡の矢田川右岸で「イノシシ2頭を目撃した」と110番があった。
署員4人が周囲にいる人たちに注意を促したりイノシシを捜したりしていた同4時40分ごろ、体長約1メートルのイノシシ1頭が付近にいた約10人に向かって突進。
巡査部長は「このままでは人命に危険が生じる」と判断し、イノシシの前に出て拳銃を構えたという。
同署の迫村淳一副署長は取材に「現時点では適正な拳銃使用と考えている」とコメントした。
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