牛のおならとげっぷによるメタンガスの放出の防止にワクチン投与が検討されている。ニュージーランドの科学者たちが地球温暖化対策として、牛をより環境に優しい存在にする方法を探っている。
草を食べる牛から放出されるメタンガスは二酸化炭素の25倍の温室効果があるとされ、温暖化の大きな要因とされている。
ワクチン投与が、牛のおならの量を30%削減する効果があるそうで、抗体を作り牛の免疫システムを刺激し、メタンを生成する微生物を抑制することが期待できるという。
ニュージーランドのクラウンリサーチ研究所、アグリサーチのピーター・ジャンセン研究長は「一つの場所で研究される技術の幅という点で、ニュージーランドほど野心的な場所は他にないと思います」と話し、
ワクチンによって望ましい効果が出るとして、「私は結果が出ると信じています。それが続けるモチベーションです」と続けていた。
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