警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」が誕生してから今年で35年となり、さまざまなイラストや着ぐるみなどを展示する特別展「ピーポくん History」が警察博物館(東京都中央区)で開かれている。12月8日まで。月曜日は休館日。
警視庁によると、ピーポくんは「親しまれ、信頼される警視庁」をテーマに、1987年4月17日に誕生。「ピープル」と「ポリス」の頭文字を取って名付けられた。
大きな目と耳、頭上のアンテナは社会の動きや都民の声を素早くキャッチするとの思いからデザインされた。
88年1月には両親と妹、弟が登場。その後、祖父母も加わり、7人家族となった。警視庁の防犯イベントにたびたび参加している。
19日は朝から多くの親子連れが特別展を訪れ、ピーポくんの着ぐるみと記念撮影をしていた。
埼玉県越谷市の小学3年古城華月さん(9)は「キツネみたいでかわいい」と笑顔だった。
警視庁の重成麻利広報課長は「ピーポくんは一緒に治安を守る仲間だ。これからも愛され、首都東京の安全安心のために活躍してくれることを期待している」と話した。(共同)
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