EICMAに展示されていたGPz900Rは1984年型。フロントホイールが16インチの第一世代で、1986年公開の「トップガン」でマーヴェリックが駆り、
さらに2022年の「トップガン・マーヴェリック」でも再登場してファンを歓喜させた、映画で最も重要な小道具だ。
ファンなら涙モノなのは、マーヴェリックが駆ったGPzと同カラーにペイントされ、タンクに無造作に貼られたステッカーまで忠実に再現されていることだろう。
さらに外観には経年劣化を表現した加工まで施され、第一作の公開から36年の月日をイメージさせるかのような、適度なヤレ感まで演出されているのが非常に生々しくてカッコいい。
しかし、映画が大ヒットしたからと言って、なぜ今になって急にEICMAでGPzを展示するのか。
なにか意味があるのでは…? と背景のボードを見ると、そこには「PREPARE FOR TAKE-OFF(≒離陸に備えよ)」。こ、これは意味深すぎるでしょカワサキさん!!
https://young-machine.com/2022/11/13/395443/