1985年3月に『機動戦士Zガンダム』は放送を開始し、同月のNHK『勝ち抜き歌謡天国』全国名人大会における森口の準優勝曲はニール・セダカとハワード・グリーンフィールドが作詞作曲をした「ボーイ・ハント」であった[24]。1985年5月、富野総監督の一行は再び渡米し、『機動戦士Zガンダム』のビデオを携えてニューヨークでニール・セダカと2時間半のミーティングを行った。 0006名無し募集中。。。2022/10/07(金) 19:49:20.890 森口は約6000人のオーディションから『機動戦士Zガンダム』後期オープニングテーマの歌手に選ばれた。「水の星へ愛をこめて」は、ニール・セダカの「For Us to Decide」という未発表曲が原曲であり、これにアレンジと新たな日本語詞を加えたものである[25][注釈 2]。日本語詞は売野雅勇による「水の星」へのラブソング[25]。この歌詞は井荻麟の手法を意識したものとも考えられている[25]。当時の森口は哲学的な歌詞を難しく思い、ディレクターから「“水の星”って何かわかる?」と尋ねられ、緊張していたこともあり「地球」とは思っていたが「水星」と言ってしまい[4]、「地球」のことと教えてくれたディレクターは本当に優しかった[1]。ディレクターは複雑な人間模様のテーマが深いガンダムの曲を「上手に歌おうと思わなくていいから、とにかく丁寧に歌ってね。特に語尾を大事に歌ってね」[4]、「大きな気持ちで歌ってね」[12]と言い、森口は鮮明に記憶したその言葉をずっと自身の歌の基本姿勢にしている[4]。