性感染症の梅毒の2022年感染者数(4日まで)が全国で8155人に達し、集計が始まって以来、過去最多を更新した。最多だった21年の7875人(速報値)を上回った。
年間を通じてでは1万人を超えるペースで感染者数の報告が続いており、専門家は「まん延が続けば、感染に気づかないまま重大な合併症につながるケースも増える恐れがある」と警鐘を鳴らす。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9387f33bee070a21234752cb636c068288c81195
国立感染症研究所によると、今年の報告数(8月28日までの速報値)は都道府県別で東京都の2268人が最も多く、大阪府1020人、愛知県447人、福岡県323人と続いた。
急増の背景にはネット交流サービス(SNS)やマッチングアプリを介した不特定多数との性行為が指摘されている。