ブラジル政府は6日、米アップルのiPhone(アイフォーン)について、充電用の電源アダプターが同梱(どうこん)されていないのは不完全だとして、アダプターなしのアイフォーンの販売停止を命じた。
アップルのブラジル子会社にも約1227万レアル(約3億3400万円)の罰金を科した。6日付の官報に掲載した。
アップルは「環境保護」を目的として、2020年発売のアイフォーン12以降、アダプターとイヤホンを同梱していない。
ブラジル政府はアップルの方針に対し「必要不可欠な機能を欠いた商品の販売だ」などと主張。12シリーズ以降の販売登録を剥奪するとした。(共同)