https://www.nikkansports.com/general/news/img/202208190000516-w1300_0.jpg
大阪市の新興企業「カルテック」は浄化した空気の仕切りで飛沫(ひまつ)を遮断する「テーブルエアー」を開発した。
新型コロナウイルス感染が再拡大する中、人と人の間に置くアクリル板の代替品としての需要を見込む。法人向けに販売し、価格は2万円前後を想定する。
製品は店内のテーブルなどに後付けで設置できる。空気に含まれるウイルスなどをテーブルエアーの光触媒フィルターが分解し、卓上の製品開口部からきれいな空気を吹き出す仕組み。空気の流れが仕切りとなって飛沫を遮断できる。
カルテックは2018年創業。シャープの技術者だった染井潤一社長は「アクリル板の代替になる」と説明。
アクリル板を挟むと話を聞き取りにくいといったコロナ禍でのストレスも減らせるという。飲食店のレジ前やホテルのフロントで利用されることを期待している。(共同)