長野市の荻原健司市長は2022年1月、旧統一教会の関連団体のイベントに、市長としてビデオメッセージを送ったことを、定例の記者会見で明らかにしました。
荻原市長は会見で「かつて参議院議員を一期6年務めさせていただきました、その期間、さらに市長に当選するまでの間は、旧統一教会、関連団体との関係はありませんでした、
一方、市長に当選してからですが、一度関係する皆さまからのご依頼がありまして、2022年1月下旬、関連する団体主催の会合にメッセージを送らせていただいた」と述べました。
また、旧統一教会の関連団体だと認識は持っていたとした上で、「旧統一教会が社会問題をおこしたことは認識していた、ただ一方で名称を変えられて、私の中ではそのように社会問題化しているあるいは事件として扱われているという情報に接していませんでしたので、
かつてのような団体ではないんだろうというなかで、関連団体から依頼があったので、メッセージを送らせていただきました」と述べました。
一方で荻原市長は「今の状況を考えますと、当時私がメッセージを送ったという判断がもう少し慎重に判断すべきであったと考えている」と述べました。
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