AFP=時事
タンザニア政府は13日、原因不明の病気で3人が死亡したとして、専門家から成る調査チームを南東部リンディ(Lindi)州に派遣したと明らかにした。
政府の医療責任者によると、症状は発熱、頭痛、倦怠(けんたい)感、鼻血など。
いずれの患者もエボラ出血熱、マールブルグ病、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査では陰性だったという。
これまでに死者3人を含む13人の患者を確認。うち1人は回復し、他の患者は隔離されている。
政府の責任者は、地元の人々に冷静な対応を求めた。
サミア・スルフ・ハッサン(Samia Suluhu Hassan)大統領は12日、リンディ州で確認された「奇病」は、環境破壊が進んで人と野生動物が接触する機会が増えたことも要因として考えられると指摘した。
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