宮本佳林 インタビュー(抜粋)

――宮本さんを筆頭に、グループを卒業した
あとにいいペースで活動している人が増えて
きていますよね。それはいいことだなと
思っているんです。

「いや、まだやっぱり差があるなと感じますね。
ハロプロにいるかいないかで。その大きな溝は
埋めたいです」

――卒業してすぐ動いた人は宮本さんが
初めてなんじゃないですか?

「そうですね。私の場合はグループが解散して
一度お休みをとってからソロを始めたとかでは
ないので。卒業を選んで、すぐにひとりで
やっていくと言った方はあまりいなかった
とは思います」

――溝を埋めたいという言葉が出ましたが、
そこを変えていきたいという意識がある。

「ありますね、やっぱり。ただそれって、見る側の
感情として難しいことなのかなとも思います。
アイドルという肩書きを持っている子が好き
だからっていう人もやっぱりいると思うので」

――ああ、なるほど。でも宮本さんはそこの
線引きはしていないですよね。

「私はアイドルじゃないと言っているわけでもないし、
アーティストじゃないと言っているわけでもなくて、
どっちも否定していない身なので。アイドルか
アイドルじゃないかなんて、見ている人が決める
ことだと思って活動しています」

――そこはともかくとして、ハロプロかどうかは
ハッキリしている。

「そうそうそう。ハロプロかどうかで言うと
ハロプロじゃないので。そこはもう大きいなと
最初の1年でめちゃめちゃ感じました。
なんだったら“え?佳林ちゃんて今も
やってるの?”みたいなこともありますよ。
だから頑張りたいです。こういう子がいるから
卒業後も目を離しちゃダメなんだよっていう
存在になりたいですね。卒業したから
バイバイじゃなくて、今見ておくと古参ぶれるよ
っていう(笑)」
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