ハロプロでは卒業の際、ソロで一曲ステージに立つ慣例がある

1ヶ月くらい前だっただろうか、レッスンの際
その卒業曲を

♪みかん♪

にしますと聞かされた時

「え。。。」

と一瞬なった

(*もちろん顔には出さず、冷静な顔を僕は装っていた💦)

僕が以前モーニング娘。時代にコンサートに帯同していた時代、オリジナルメンバーに♪みかん♪をレッスンしており、この曲を一人で歌う事の難易度を感じていたからだ

それが最後のレッスンとなった

6/20武道館で、彼女の♪みかん♪を聞いた

僕の顔には涙はなく、ワンフレーズごとに口角が上がっていく、そんな笑みのような感を覚えた

人生は一度きり
人に何を言われようが
チャンスがある限り
自分が満足するまで
黙々と
自分の道を切り開いてい行く

それが森戸知沙希

彼女は

まだ

「未完」

であり、これからの己の可能性を信じていて、客席で聴く一人一人にも己を信じろとメッセージを送っていた

昨今、美辞麗句、ホスピタリティ、癒し、言葉だけの愛など耳障りの良い、聞くにこ心地よいワードがまず先行して安易に発せられるようになった メディアでもプライベートでも

痛い言葉、キツイ言葉は避けられるようになった

そんな中でも

ハロー!プロジェクトの精神は今でもしっかり受け継がれている

厳しい意見を受け止め
妥協する事なく
諦める事なく
己に厳しくある事

笑いがあり
涙があり
喜びがあり
苦悩がある

その結果、得られるもの喜びは険しい山を、登山で制覇するのに似た感覚

この時代、なぜ彼女達はそれでもへこたれないのか

それは

自分が みかん=未完であり

自分はもっと凄い人間なんだ!

無限なんだ!って

自分を信じているから

それを再認識させてくれた 森戸知沙希

ありがとう

(TOPの画像は去年撮影。仕事で移動中の画。デートではございませんので誤解なきよう)

#森戸知沙希
#ハロープロシェクト
#モーニング娘