去年3月、旭川市の公園で、当時、中学2年の女子生徒が凍死した問題をめぐり、背景にいじめがあったと認定した市の第三者委員会の調査で、いじめに関与したのは7人の生徒だったことがわかりました。15日午後、会見で具体的内容が公表されます。
この問題は、中学2年生だった廣瀬爽彩(ひろせ・さあや)さんが去年3月、旭川市の公園で凍死した状態で見つかり、その背景にいじめがあったと遺族が主張しているものです。
関係者によりますと、旭川市教育委員に設置された第三者委員会は、上級生らによる「性的な行為の強要」や「性的な動画の撮影と送信の強要」など6つの項目、10件以上の行為についていじめと認定、遺族側に報告しましたが、
これらのいじめには、爽彩さんの通っていた中学校や他校の上級生を中心とした7人の生徒が関与していたことがわかりました。
この問題をめぐっては、これまでいじめを認めてこなかった旭川市教育委員会の黒蕨真一教育長が第三者委員会の認定を受け、3月29日に遺族に謝罪、8日の市議会では、初めて公の場でも謝罪しています。
また、いじめの詳細については、15日午後3時からの会見で公表されることになりました。
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