部下の女性がテレワークで使用するパソコンに細工し、端末の内蔵カメラを自動起動させるソフトをインストールしてのぞき見したとして、
神奈川県警は4日、不正指令電磁的記録供用の疑いで、埼玉県川越市の男性会社員(57)を書類送検した。
会社員はパソコン管理を担当し、貸与前の端末を不正操作したといい「普段見られない姿を見たかった」と供述している。
書類送検容疑は2020年6月、起動時にカメラが自動で作動するソフトを女性のパソコンに入れ、のぞき見した疑い。
ソフトは本来、留守時にペットなどの様子を確認するために開発されたものだった。(共同)


神奈川新聞
テレワーク用に貸与した会社のパソコンにウェブカメラを設定し、同僚の私生活を撮影したとして、
神奈川県警大和署と県警サイバー犯罪捜査課は4日、不正指令電磁的記録供用の疑いで、埼玉県川越市在住で会社員の男性(57)を書類送検した。
書類送検容疑は、2020年6月10日、女性会社員のテレワーク用ノートパソコンにウェブカメラのソフトをインストールし、同12日に女性の姿などを撮影した、としている。
同課によると、男性は容疑を認め、「仕事や会社のストレス解消のため、一番若い同僚のプライベートをのぞき見ることを思い立った」と供述している。


産経新聞
同じ会社の女性が使うパソコンの内蔵カメラに細工を加え、女性の姿を自動的に撮影したなどとして、神奈川県警サイバー犯罪捜査課と大和署は4日、
不正指令電磁的記録供用の疑いで、埼玉県川越市に住む会社員の男(57)を書類送検した。容疑を認めている。
書類送検容疑は令和2年6月10日、勤務先である東京都内のソフトウエア開発会社で、パソコンを整備する立場を悪用し、女性社員に貸与されるテレワーク用のノートパソコンの内蔵カメラが自動的に起動するように設定。
同12日、神奈川県内に住む女性にパソコンを配布して女性のプライベートの映像などを撮影したなどとしている。
同課によると、男は取り調べに「仕事や家庭でのストレス解消のため、若い女性社員のプライベートをのぞき見たかった」などと供述。
被害に遭った女性は同社に勤務する女性社員の中で最年少だった。昨年7月、女性がパソコンの内蔵カメラが起動していることに気付き、大和署に通報。捜査が進められていた。