ウィル・スミスが、アカデミー賞授賞式の壇上でプレゼンターのクリス・ロックに平手打ちをした問題は、振るわなかった授賞式の視聴率とは反比例し、メディアやソーシャルメディアなどで多くの人々が知るところとなった。
当初ウィルがロックに謝罪しなかったこと、テレビという公の場で暴力をふるったこと、またアカデミー賞という一生に一度の舞台を台無しにしたことなどから、
俳優らの間でもウィルへの非難の声があったが、今回、調査対象となったアメリカ人の半数以上がウィルを支持していることが明らかになった。

「Mediaite」によると、「Blue Rose Research」が2162人のアメリカ人を対象に「どちらの方が悪いと思うか」という質問をオンラインで投げかけ、
調査結果として明らかにしたのは、52.3%の人が「ロックの方が悪い」と回答し、「ウィルの方が悪い」と答えたのは47.7%というものだった。

「気持ちはわかるけど、なにがあっても暴力は絶対にダメ」という声も多い一方で、「言葉の暴力はいいの?」「ジョークの一線を越えている」「笑えないジョークはやめるべき」
「ウィルの勇気ある行動で授賞式が変わる時が来た」といった擁護の声も寄せられている。