国際環境経済研究所の竹内純子理事が22日、TBS系「ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜」に出演し、「テレビを消して」と呼びかけた。

関東地方は季節外れの寒さとなり、経済産業省が21日夜に初の「電力需給ひっ迫警報」を出した。
竹内氏は「発電の容量が足りなくなった時には、計画的に一部(の電力)を遮断する形で、全体的に突如大停電になるということは避けるように運用する」と説明した。

さらに「揚水発電」についても「大きなバッテリー」と解説。
電力の余裕のある時期に水を高い位置に動かしておき、電力が足りない時に水を落として発電するもので、22日は午前中からすでに使用している。
竹内氏は「充電するためのエネルギーも必要ですし、はき出してしまうと次の充電ができるまで使えない」と説明。
MCのフリーアナウンサー・石井亮次は「予備的な水力発電のようなもの」とかみ砕いて追加説明した。

石井アナは「今から夜までがヤマということですか?」と質問。竹内氏は暖房の温度を下げることと併せて「テレビ番組で大変恐縮なんですが、テレビを消すとかですね」と提案した。
石井アナは「一応ここは、愛知・名古屋のスタジオなんで東京電力管内ではないんで」とあわててフォロー。「テレビをご覧のみなさんは節電を。ちょっとずつでも」と“方向転換”して呼びかけた。
https://www.daily.co.jp/gossip/2022/03/22/0015155116.shtml