http://www.sankei.com/column/news/170106/clm1701060003-n2.html
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だから日本の未来の方が明るいと言うのではない。私が、わが国の未来に希望を持つのは、
近年の若者世代の新たな変化に期待してのことだ。厚生労働省の調査によると、大卒者の就労3年以内の離職率は3割にも上っている。
 仕事で全国各地を回り、ボランティア活動などに取り組む若者と話すと「普通に生活できるのであれば
社会に役立っていると実感できる仕事にかわりたい」と語る若者が驚くほど増えているのを実感する。
「一流大学を出て一流会社に就職する」といった若者の価値観は確実に変化し始めている。

 昨年9月に都内で開催した「ソーシャルイノベーションフォーラム」にも全国から2千人を超す若者が詰め掛け、
人口減少など、この国の将来について3日間にわたり熱い議論を行った。

 自民党青年局長を務めた小泉進次郎衆院議員も出席、「悲観的な考えしか持てない人口1億2千万人の国より、
将来を楽観し自信に満ちた人口6千万人の国の方が、成功事例を生み出せるのではないか」と語り、会場から拍手が起きた