ファーンを盟主にした緩やかな諸王国連合体が完成しても
本当に揺り返しが起ったのか怪しい気もするが
むしろ、その緩やかな連合状態って元々カーラが目指していた天秤の理想形に
近いんじゃないかって
実際、ファーンはよくやった。ナシェルの死後は、平和の為には
統一よりも連合を目指すと誓っていたが、30年で、
ベルドのマーモ支配とカノン侵略さえなければそれがほぼ達成できていた

もはやカーラにとって、英雄戦争前後あたりから大破壊を防ぐ事よりも
己の介入による歴史の天秤イジリ自体が目的化してたんじゃなかったかって思う
亡霊みたいな存在となって500年の自分のアイデンティティの確保みたいな感じ
実際、カシュー中心の諸国連合潰しに破壊神復活を企むとか
末期のカーラは、長生きし過ぎて、まともなバランス感覚を失ったのか
トチ狂ってたとしか思えなかった
カーディスによってロードスが破壊されんぞって、明らかな矛盾点を突かれて、
カシューとお前らがなんとか倒すだろってパーンに言って
「(神を倒せるなんて)買い被られても困る」って反論されてたし