夢枕獏 巻之二十九
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なお、キマイラ天龍変では三蔵と呼んでいる模様
メタ的な考察をすればキマイラを書き始めた時は闇狩り師も九十九乱蔵もいなかったから九十九呼びはその名残だろうな >>57
まあ、それだよね。
前スレで出てた馬垣一族の名前も後付けで作ったから統一感が無かったんだろう
元ネタの柔侠伝はちゃんとしてるのにね 柔侠伝シリーズを軽く調べてみたら
・主人公の名前が勘九郎
・古流柔術家の父親が講道館柔道に敗けている
・息子や孫の名前が「勘〇」
とか割とまんま持ってきてるな
中国大陸に渡って功夫を学ぶとかその辺のオリジナル要素も入れているから丸パクりってわけじゃなさそうだが と思ったら勘九郎は中国に渡ってるしその息子は中国拳法を大陸で習得してるっぽくて笑った
獏先生、これ確信犯だよな!? 天海の秘宝は石川賢版の柳生十兵衛死すをやりたかったのかなって感じる部分はある 金犬九郎の弟が金犬四郎だったり意味わからんことをたまにする
三蔵も次男なのに三蔵ぽいよな
乱蔵以外の兄弟の話出てこないし 乱蔵は、実は一蔵と二蔵が合体融合してる(だから「乱」)んだよw >>59
そこまで調べられるのに、虎王の元ネタの「青春改札口」は、なんでスルーされる・・・
青春の最終回で主人公がボクシングにエルボーを加えた変則格闘技を使うラスボスに
虎王を仕掛けるんだが、それが典膳VS八極拳の描写とソックリなんだよ
たぶんエルボーという共通ワードに獏先生の脳内に閃いたモノがあるんだろう(笑)
主人公はその変速格闘技を破るためタイヤチューブで作った巨大スリングショットで
硬球を飛ばさせ、それをキャッチしながら棒高跳びを飛び越える特訓をする
キマイラでは「バーをベリーロールで飛び越える棒高跳び選手のように」と描写されてるが
青春の主人公はラスボスのバックハンドエルボーを躱しながら手首を捕らえ
背面跳びで合気道の四方投げのようにラスボスの肩関節を決めて勝つ
ネットのない時代、獏先生は背面跳びとベリーロールの違いを検索できなかったんだろう(笑)
マンガとはいえ、総合が流行る何十年も前にバックハンドブローの攻略法を編み出した隠れた傑作 ボクシングにエルボーと言うと
ダーティーボクシングが浮かぶな
フィリピンあたりの伝統武術
つーかシラットとかカポエラとかもう少し
ロ居んな格闘技出そう >>43
映画版は誰のキャラデザ?
絶対天野先生であってほしい
誰のキャラデザでも映画会社は売れればいいんだろうが
天野絵以外ならハナから見る気も起きねえ 天野はキャラクター原案だろうな。
しかしあのデザインは酷すぎる。
誰だあの絵師は。 押井守は、前に「スカイ・クロラ」を映画化したときも、原作シリーズの表紙・口絵イラストで定着してた鶴田謙二のキャライメージをガン無視してオリジナルキャラデザインを作ってたからなぁ 天たまで天野絵は経験済みだから天野っぽい絵で行くと願う。 映画化してもおそらくアニメ用のキャラデザになるとは思うわな
原作絵なんてないに等しいし >>64
前々からそれ言ってる人だと思うけど
wikiである程度の情報を調べられる柔侠伝に対して青春改札口はそういう手がかりが無いから調べようもないだろう
君が類似シーンの画像を貼るなりすればまだ分かるけどそれすらないんだもの
あと、典善vs八極拳のときに虎王は使われていないし、虎王の術理自体は板垣恵介との合作なので何とも言えないよ 該当シーンの画像でもないと第三者には判断はつかんよ。 そんな事はないだろうけども、もはや作者本人が自分の作品が元ネタだぞって主張してるのかと思いたくなるくらいにかなり前から1人で延々と言い続けてるよね… >>72
貼り方知らないんだよ(笑)
貼るにしてもマンガのページをバラさなきゃならないだろうし
1冊4000円のプレミアがつくようなマンガを買い戻すのはキツい
古書店で運良く見かけたら読んでくれとしか言いようがない
獏先生の飲み友さんが本人に聞いてくれないかなあ
他にも獏先生がつまんだであろう、小ネタがあってね
やたら口汚い超絶ハンサムとか、襟にカミソリとか
襟カミは板垣先生がエッセイや死刑囚編でプロ軍人の裏技として書いてたけど
昭和のヤンキーならとっくに既出だったんだよな(笑) 虎王は文七VS堤が初出だろ?
それを板垣先生が刃牙VS加納で絵にしたというだけじゃね? >>64
あなたは否定から会話に入る面倒な人だと職場で有名よ。 >>76
違う違う
虎王は典善vs坂口が初出だ
技名は出してはいたが具体的な内容を考えていなかったのを板垣に相談して一緒に形にしていったという裏話がある
口汚い超絶ハンサムがいるからそれが元ネタってのは根拠として弱いし流石に言いがかりすぎだろ笑
毒島獣太とダーク・シュナイダー(バスタード)くらい類似点があるならわかるが 典善vs坂口
文七vs堤
どっちが初出だったっけ?獏・板垣両氏よりも先に修羅の門でやってなかったか?
それに、どのような入り方でも両足が頭部を挟む形で打撃が入れば
それは竹宮流では虎王と呼ばれるのだ、と文七が解説してたよな?
文七が「〜なのだ」なんて口調を使うキャラとはとても思えないが >>75
バラさなくったって該当シーンスマホで撮るくらいできるだろ >>79
前スレでも答えが出ていたように虎王はキマイラの典善vs坂口が最初だ
上でもそう言われてるのになぜ疑問を持つのかわからん
加えて言うならvs八極拳で典善がやった関節+打撃技は両足で挟んでないから虎王ですらないし
地面に叩きつける時に右足で頭部を踏んだだけ >>79
修羅の門で虎王より先に出た虎王に似た技ってどれの事だ?
青龍っていう虎王をパクったとしか思えない技ならあるけど ただの不良から最初に虎王を受けた男に昇格した坂口よ まともに取り合ってもらいたいなら具体的な証拠画像でもだしてからにしてくれ。パクリ認定議論は「箇条書きマジック」とか「お約束ごと知らず」「古典や神話からある表現知らず」ばかりでうんざりしてるんだよ。 >>85
推測も読者の楽しみの一つだけど
それを断定して他者に解釈を強要するのははっきりいって無粋なんだよね
最近はそういうことをYouTuber芸人あたりがよくやってるけど
俺は俺なりに想像したり推測しながら小説を楽しみたい 我々も別に拒絶したいわけではなくて、
「これが獏作品の元ネタだ!」と言われても青春改札口とやらを知らないから、
比較材料を得ない以上は肯定も否定も出来ないし自然とスルーするしかないんだよな。
なんで俺の意見はスルーするんだと言われてもな 飛燕裏十字と斗浪の事か。なるほどね
・打撃の後に関節技を極める
・両足で頭部を蹴る
これくらいなら格闘作品書いてれば思いつく攻防手段だろうし、偶々似ただけで技の内容が全く同じってわけでもないからパクりというには言いがかりすぎるかなと自分は思う。板垣が実はこれらからこっそり引用したという可能性はあるにはあるが
ただ、「浮身」に関しては技名も内容も同じなので自分のネタがパクられまくった意趣返しなのか修羅の門から引用しただろと俺は思ってる
それとも典善が使った「浮身」はキマイラ以前に出てたっけ? 休日だからキマイラの話題に乗じて軽く読み返してるけど玄造の過去編が5巻あるのはやっぱキツイな
要所要所では面白い部分はあるし
馬垣親子の話は面白くて好きだ
でも無駄が多すぎるわな >>89
>これくらいなら格闘作品書いてれば思いつく攻防手段だろうし
確かに。まあどっちも元ネタはサンボの技なんだけどね 小説を書くときに下敷きがあるととても楽なんだろうね
実在の人物を下敷きにするのも創作が楽だからだと思う
こっちはパクリではないから非難されないのが利点だ >>92
技もそうだし「葛」なんて言葉も流用してるしな
当時の獏の影響力を考えればしゃーない部分はあるけど露骨にパクりまくってる
だから作者本人の経験と知識の強みを活かした海皇紀の方が面白いって言う読者も多い 80〜90年代の獏作品の影響力は凄まじいものがあった
呪術廻戦を見てまた獏作品のフォロワーかと思った 90年代はじめ頃だったかな、知り合いの関わってた小劇場の芝居にすら、無痛症のキャラクターが登場したのを覚えてる 無痛症って言えば西村寿行の「化石の荒野」思い出したけどな 修羅のもんの作者は完全に貘ファンだからなあ
パクリと言ったらかわいそうなくらい
板垣みたいに好いてもらえなかったのはロリ寄りのヒロインが多いからだべな 伯爵病ってもっと壮大な説明があるのかと崑崙の王のあとがきで期待した思い出 美空の元ネタは化石の荒野かもな
>>98
パクリって指摘された時に認めつつも若干半ギレしてたのは笑ったわ 80年代の伝奇バトルブームって異常だったな
オウム事件以降、仏教、ヒンドゥー教的なモチーフとか仙道とか気孔とか超能力とか急激に衰退した感がある 孔雀王の作者ほど画力がこれじゃない方面に進化した漫画家もなかなかいない 今現在の安倍晴明の知名度とかも間違いなく陰陽師のおかげが大きいだろうしな >>86-87
そんなマジになんなくていいって
スルーされて逆ギレるのもお約束みたいなもんだし、けっこう楽しんでるんだよ(笑)
それより獏先生の飲み友が降臨してくださってるんだから
そっちに色々質問したいんだなあ 菊地ばりにしつこく元ネタ主張し続けてる奴だぞ
俺たちは阿久津のように引くか三蔵の様にのらりくらりかわすしかない >>107
誤解を招くようなレスをしてしまったようだ
要するにおれの青春ネタはスルーしてくれてかまわないって事だよ
それ自体がネタみたいなもんだしね(笑)
おれは獏先生の飲み友さんが本人にチクってくれないかと淡い期待を抱いてるだけ
でもなんで住人たちは飲み友さんもスルーするんだ?
長年の疑問とか聞いてみたらいいのに メンヘラの妄想に興味ないから
頭の医者相手に存分に吐き出してくれ 水道橋でやってる刃牙展見てきたよ。
刃牙の方でも虎王が出てるのね、原画が何枚も飾ってあったよ。 虎王が出てるの知らないって事は
刃牙本編読んで無いのに刃牙展行ってきたの? 刃牙も長いからなあ
貘から入ってがろうでん、ゆうえんち経由で刃牙だと全部読んでないひとも多いんでない?
自分は刃牙読んでたのは猪狩と戸羽のあたりでとまってて、なんか宮本武蔵でたらしいとかは伝聞 虎王はグラップラー刃牙の時点で出てるんだけどな
範馬刃牙の方が技名もあって分かりやすいからこっちが印象に残りやすいけど でも、わざわざ刃牙展に足を運ぶ人が刃牙シリーズ読んで無い(あるいは範馬刃牙まで読んで無い)のは珍しいかもな
ゆうえんちから興味持って行った感じかね このまま順当に範馬刃牙シリーズが
最後の親子喧嘩までアニメ化されたら
アニメで虎王が拝めるんだな 知ったかで寝技のことを語って
指摘されたら脳内格闘家と反撃するも
中井祐樹もwikiで調べるほどのスーパー素人だった修羅くんw >>115
虎王は地下のドンケツとの対戦で出てたけど、さらっと流されてて技名も出してないから、読んでても意識に残りにくいんじゃないかな? https://school.1101.com/lecture/160
學校「夢枕獏さん」
作家・夢枕獏が死と向き合って、今話さなければと思ったこと全部
1 ちゃんと終わらせる時間がもうないと思うので、キマイラシリーズのラストを明かします。
2 がんとの闘病で不安になってカミさんのベッドにもぐりこんだ夜。
3 もうきっと書けないであろう作品たち、その内容をお話しします。
4 亡くなられた瀬戸内寂聴さんの話。物語を作らずにはいられない脳の話。 変態的長編愛の話。
5 旅の途中で倒れます。倒れた場所に咲いている花が手向けの花でいいんです。
6 ようやくスタートラインに立てた気がする今なら、菩薩行の小説が書けるかもしれない。 キマイラだけ書いてれば終わっただろうが
それでは今の獏先生はなかっただろう
悩ましいのである 夢枕獏と菊地秀行のアイデアと影響力を考えると
この2人がもし作家になってなかったら
今現在ある名作と呼ばれる作品が
どれだけ生まれなかったんだろうなとは思う あと1冊分書く時間があるのなら
途中すっとばしていいから最終巻だけ書いてほしい キマイラのラストの展開は聞けて良かった
本人曰く、寿命を考えて逆に最後から書こうかなとは思ってるらしく、実際に最終回の少し前のシーンは既に執筆したらしい キマイラのラストの展開を聞いて、感動して泣いた! これ、紹介してくれた人、ありがとう! 最悪グイン・サーガルートは回避出来そうかねえ
あっちは本人が最終回書く気すらなかった キマイラ完結直前の話ってはるか昔に一度書いてたな
九十九と雲斎が山中にいるキマイラ大鳳のところに向かっていくやつ 最終巻のタイトルは曼陀羅変になるとか書いてた記憶
もう使われちゃったけど >>131
天野喜孝の画集が初出のやつな
チベットの山奥で三蔵&雲斎が金色の覚者になった大鳳と再開するの >>131
最終回直前の話は獏が語ってたけどあれとは別のシーンだね
でも聞く限り、神話変の方が面白そうではあった
あの頃のパトスはもうないからしゃーないが 菊地は由魅を食ってキマイラになって久鬼や大鳳と死闘を繰り広げるんじゃなかったのか?
赤須子以来、巫炎一族以外で初めてキマイラになった人間という猛烈にwktkする展開だったのにな
それで菊地を倒して2人はシャンバラで鮎釣りしながら幸せに暮らしましたってラストだったはずだろ?
ウイグル人がひどい目にあってると知ってるなら○〇〇○よりそっちを助けてやればいい
シャンバラに行くならチベット人を助けてやればいい
ファンタジア文庫の劣化パクリ小説にも劣るひどいラスト
本家がパクリに寄せてどうすんだ
獏さん、冗談抜きであんた本当に終わってるよ >>135
菊池と敵対するかは名言されてないやろ
キマイラ化するのは既定路線として
ワイもチベットに主要キャラ集結からのネタバラシ大団円読みたかったけどな
キマイラ化のルーツは西王母云々が明かされると良いな >>136
>菊池と敵対するかは名言されてないやろ
佐藤嗣麻子の対談で菊地はキマイラになって大鳳たちの元へ行くと明言してたよ>獏さん
戦うとはハッキリ言ってなかったが、行けば戦いになるのは分かりきってるし
読者もそれを一番読みたいだろ? >>138
あーエッセイ集だったか対談集のやつか
すまんワイの記憶違いやわ
菊池が戦うにしても良くて無印魔獣狩りの文成ルートやったんちゃうかなー
外国行けないから関係者全員訪日させてるけどどう纏めるつもりなのやら >>135
夢枕獏のパクリ作品多すぎて、劣化パクリ小説がどれのことを言ってるのか分からん
なんでタイトルか教えてくれ 初期設定ならともかく菊池はもう浄化されまくってるから
今更由美を食らうなんて展開は無理だろう 漫画版ゆうえんち第二話は今週のチャンピオンに
葛城無門の比喩的なクリーチャーの絵を見てると藤田先生のキマイラも見てみたい気がしてきた バキのBL本を書いた金田淳子が神々の山嶺をBL扱いしだしたそうだ
ゆうえんちもBL本扱いされそうだな >>140
特定のタイトルは指してない
君が言うようにパクリが多すぎるので十把一絡げにファンタジアと表現した
強いて挙げるならリアルバウトハイスクールや烈海王異世界転生か ゆうえんちは作中で重明と黄金丸がときめきまくってたからなあ 途中までは菊地が由美を喰うフラグは立ててたけど
光の心に目覚めちゃってからは食ったり敵対する感じはもうなくなってるからな...
勿体ねえなとは思う
初期の倒しても倒しても殺さない限り向かってくる怖さが魅力的だった がろうでんなんかセックスよりも格闘のほうがエロティックとかなんども出て来るし実質BLだろうな キマイラと餓狼伝、90年代に完結できていれば...という思う事をやめられない負の感情 荒野に獣 慟哭すが完結した時も尻すぼみだなあこれって思ったもんだが、今考えればあれは大分マシな部類だった 長期シリーズ物だと涅槃の王が最初から最後までめちゃくちゃ面白かった唯一の作品かもな。中弛みはあったけど許容範囲だ まともに終わらんから読むのやめとけと昔の自分に教えてやりたい作品が獏に限らずいろいろある 極めて微小ならば思念で介入出来るのではないかが根底に有るみたいね
ザラ王は釈迦よりも先にそれを実践していた
そして微小介入を遥かに超える力の可能性が螺旋の力に繋がると ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています