深沢美潮総合スレ 45
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フォーチュン・クエスト、デュアン・サーク等の代表作の他、
過去の完結作品、最近の刊行作も含めて、
古くからのファンも最近知った人も、共に仲良く語り合いましょう。
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深沢美潮総合スレ 44
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/magazin/1594145709/ デュアンの物語に出てくる流用キャラの大半がモンスター側でろくな情報が得られず
味方のキャラはせいぜいオパール(とサヴァラン)くらい
重要情報を抱えているクレイ・ジュダも結局うまく活かせずじまいだったのがなあ
魔法屋のじーちゃんばーちゃんや、ルカ島のレッドドラゴン辺りは当時を知ってる長寿キャラだろうに勿体なかった
後半のゲストキャラとして出してデュアン時代の話をしてくれていれば株上がりまくりだったのに 作者の力量が足りなかったことに尽きる
ただただ残念 作者は終わらせるつもりなんて無くて一生フォーチュンを書き続けて定期収入にするつもりだったんだろ 逆じゃねえ?
ハイ・ファンタジー書いてたい、どたばたなフォーチュン書くのもう嫌だ、って雰囲気感じたが 最終刊とか見るに、やろうと思えば出来るんだよな。力が足りないんじゃなくてそもそもやる気とファンサが足りない。
作者のフォーチュン終わらせたくない意図がキャラやストーリーからモロに透けて見えるから読者も編集部も辟易する。 ・作者の描きたい話がその時好きなマイブームにかなり左右される(ダークソウルやポケモンGOなど)
・その時々のインスピレーションで書いているので過去設定との辻褄合わせができない
・温めているネタを出し惜しみしすぎて適切なタイミングで使えない(最後の最後でに雑に出しがち)
新大陸以降の巻はこの辺が辛かったなー
特に三番目が致命的だった
じゅんけ姉が全体のストーリーをうまく調整してくれれば幾分マシになったのかなと思わずにいられない 読者から「終わらせないでほしい」と「終わらせてほしい」の要望をどっちも受け取っていて、
後書きに「気に入らなければしばらく離れて(意訳)」って書いていた頃は前者に向けて書き続けるつもりでいたんだろう
それもファンサービスといえばファンサービス
自分はコナンのように長く続いてほしいと思ってたけど、
このままダラダラ続けたら加速度的につまらなくなると感じて早く終われと思うようになった
作者的にはルーミィの親探し~パステル引退の流れだけはずっと前から決めていたっぽいのは感じるが
シリーズの寿命を延ばしたいなら世界観ブレさせないでほしかったし
パステルたちメインメンバー以外のキャラもその場しのぎの使い捨てみたいな扱いにしないでほしかった 新Ⅱの途中の巻で作者が「買ってくれないと続きが出せません」
みたいなことを言い出したあたりがデッドラインだったと思う
そこから本気出して物語を締める方向に舵を切ってくれれば読者だってちゃんとついてきたのに
買い支えを訴えるだけで相変わらずダラダラ遊んでばかりのような内容が続いたから
売上がV字回復することもなくファンに見切られてしまった
あの発言の辺りから最終巻の内容に手を付けるくらいでちょうど良かったのに… >>859
その発言が出た頃は、既に巻をまたいでダラダラ終わりに向かっていく途中だったから
惰性で読んでた読者は完結するまで積読、もしくは完結してからまとめ買いの構えで
正直もう手遅れだったと思う…
表の書評でボロクソ書かれてたフレンツ・メーロスあたりで読者離れの危機感をもってくれなきゃいけなかった 活字市場自体、フォーチュン最盛期の1/10とかそういう規模になってるはず 1/10は流石に言い過ぎ
実際の出版市場規模は全盛期の1/2だよ(全盛期1996~1997年→2017年の間で比較)
そしてこの間に電子書籍が増加している
https://unistyleinc.com/techniques/1360
フォーチュンは紙の売上落ち続けた一方で電子書籍の売上がさっぱりだったから
全盛期の1/10くらいになってるかもだけど… それは出版の規模であって漫画を含んでる 漫画はむしろ増えてたはず ライトノベル市場のみに限定して言えば文庫型ラノベは2011年の240億がピーク(SAOアニメ化のあたり)
2019年で140億まで下がるが単行本型ラノベを含め市場サイズは一応300億程度を維持
(ただし2010年は年間1500作品だったのがこの10年で3000作品と発行点数があがっている)
活字市場の活気が落ちてるからフォーチュンの売上も落ちていった、という擁護もできなくはなけど
売上落ちた一番の原因はやっぱり内容の劣化とそれに起因するファン離れだと思うよ
売れてるラノベはちゃんと売れてるし面白い内容維持してるんだから 文庫本のラノベ市場は11年がピークで19年までにほぼ半減
ラノベのアニメ化も13年から下がり続け、逆に新刊発行点数は2倍になってる
そしてフォーチュンの売上はそれ以前から既に減少傾向…
26,582部 08/11/06 **11日 新フォーチュン・クエスト 15 盗賊たちの見る夢
18,381部 11/12/10 ***9日 新フォーチュン・クエスト 19 うれしい再会と人魚のおつかい 下
13,011部 13/08/10 ***9日 新フォーチュン・クエストⅡ 2 僧侶がいっぱい! 下
*9,417部 15/08/08 ***9日 新フォーチュン・クエストⅡ 6 シロちゃんと古のモンスター
*8,046部 17/12/09 ***9日 新フォーチュン・クエストⅡ 9 エルフたちの逡巡
10,859部 20/07/10 **10日 新フォーチュン・クエストⅡ 11 ここはまだ旅の途中 下
当時はまだ大御所でも容赦なく切られるような厳しい状況ではなかったんだろうけど
よく右肩の真っ最中に「今の展開が気に入らないなら(略)」って強気でいられたよなぁ
実はジワ売れで最終的な部数は変わらなかったりしたのかな >>864
書き込みに気づかなくて前半の内容が丸被りしてしまった
ごめんね >>866
いざ聖騎士の塔(下)までは電撃からデュアンも並行して出してたから
年間トータルでみればセーフラインだったのかもしれない
デュアン・サークが終わってフォーチュン一本になってから数字が怪しくなって(人魚のおつかい~新大陸へ)
新Ⅱにナンバリングリセットすることで新規獲得を狙ったりもしたけど
却って読む順番がわかりにくくなっただけで売上的にも大した効果はなかったというね… >>867
そこで正騎士ラインが生きてくる予定だったんだろうな FQかデュアンの電子書籍は挿絵か口絵の一部が入ってないらしいのが売上いまいちな理由なんかな
俺は迎さんやおときたさん戸部さんのイラスト減るのなら絶対紙で買う 最終的な部数は分からないけど大御所で1万部前後はキツイな
1冊書いて印税が60〜70万ってことだろ
ファンが離れて行っているのはかなり前から自覚していたとしても心折れるわ… 長年紙で集め続けているファンしか残ってなかった(途中新装版とかも出したのに今さらまた電子で集め直すのだるい)
と、
今さら電子書籍で読み始めるような新規がいなかった
の二つじゃないかなー
バックナンバーがやたら多くて、巻をまたいで引っ張る系の長編で、しかも未完の作品ってだけでも新規にはハードル高いのに
デュアンと青の聖騎士も読んでないとあちこちで意味不明になる構成はかなり厳しいんじゃないかと 無印が児童文庫化した時は新規増えて盛り返したなーって思ったんだけどね
新以降は本当にハードルが高い
デュアンと青の聖騎士のほかに外伝と漫画版も読んでないと置いてけぼりになる ハードカバー版の青の聖騎士伝説が2002年3月
青の聖騎士伝説Ⅱが2005年9月
いざ、聖騎士の塔へ!?(下)が2010年5月
ここはまだ旅の途中(下)が2020年7月
フォーチュンに出てくる行商人の正体と闇魔との関係が判明したのは2005年(キットンの決心のころ)で
読者的にも一番盛り上がるポイントだったのに
全くといっていいほどフォーチュン側は真相に迫らず
行商人とちょっと戦っては逃げるだけの展開が続き
一体いつになったらやるんだよと思いながら5年かかって塔でクレイ・ジュダと会っただけ
そこから先も延々ふらふらした肩すかしクエストが続いて
15年も引っ張ったラストでゼンばあさんのダイジェストで核心に迫っても今さら遅すぎるわ感があった
そりゃかつての読者だって離れるよ 今更だけど行商人とダークイビルてボスと真ボスなんだろうな
ハーゴンとシドーみたいな ストーリー全体のロードマップを作って各巻で書くべきことを決めておいてそれに沿って計画的に書くというのが性に合わなかったんだろうな
執筆刷る時に書きたいことを書くやり方じゃないと嫌だったんだろう
作者としてはそうやって書いているうちにいつか完結するだろうと考えていたんじゃないかな
無計画な子供が夏休みは長いんだからそのうち宿題も終わるだろうと考えるようなもんだ 引き伸ばすなら尚更間延びしないように展開を考えそうなもんだけどな >>873
>15年も引っ張ったラストでゼンばあさんのダイジェストで核心
改めて文字にしたらなかなかの痛さだな
それでもフォーチュンに出会った中学生時代某ボクシング漫画にハマってた自分としては
とりあえずの決着をつけて完結させてくれただけでありがたいわ フォーチュンをリアルタイムで追ってた世代なら
未完に終わって絶望したり、作者に終わらせる気が無くて10年単位で続きを待ち続けてるシリーズのひとつやふたつはある
色々不満はあれど、コンスタントに本が出てちゃんと完結したという点だけはほんと評価できる >>874
上巻でいよいよ行商人とのバトル!と思いきや
いきなり出てきた闇魔に行商人がやられてあっけなく退場したのはポカーンだった
一応下巻で復活して戦ったけど、ラストの一撃がなぜかギアだったりと腑に落ちない点が多い
これも本来ならちゃんと行商人と戦った上で闇魔戦につなげる予定だったんじゃないかなー
>えぇぇぇぇー!?
>な、なに、この展開、理解できない。
エルフの宝といい行商人退場からの闇魔復活といい、パステルのこの言葉が上巻の感想を良く表してる 折れたシドの剣の代わりにわざわざ武器屋でクレイと同じ名前のクレイモア借りてきたのに
復活したシロちゃんの火ですぐ直っちゃったから一度も戦闘で使わず借りる必要もなかったとかね
本来ならもっと時間かけてやるはずのイベントをRTAみたいに全部早回ししちゃった感
完結させた点は評価できるけど本がコンスタントに出せてるうちに
最終巻関連のイベントのほうをじっくり描いてほしかったなあ もし打ち切りじゃなかったらクレイが謎の行商人にとどめを刺すラストもあり得たのかな
でも、もし打ち切られずにダラダラ冊数重ねる中でコロナ禍に入ってたら
読者数減とコロナストレスで精神的に不安定になって
話の内容と発行ペースに甚大な影響が出たような気もしなくもないんだよな 打ち切られなかったら後20年は書いてそう
むしろ完結せずに体調不良でフェードアウトして未完に終わってそう 新の終わりの頃のあとがきで一度完結させるかどうか迷ってたんだよな
終わらせるかどうか迷いましたが書きたいもの全部書きたいって言って新Ⅱへ引き延ばした
それで最終的には尻に火がつき駆け足エンドになった
終わらせるかどうか迷いましたが~のタイミングで終わらせる選択をしていれば
冊数に余裕を持ってフィナーレできたし、余力次第で外伝書いたりする道もあったのかもしれない
デュアンの最後の頃はまだ「13巻で終わる予定だったけど話が膨らんだので2冊増やしました」ができたけど
フォーチュンの最後はもうそういう余裕すらなかった感じだし 引き延ばししてる作品って展開が盛り下がらないよう新キャラ投入とか魅力的な敵を出したりするけど
後半のフォーチュンにそういう人気の出るキャラいなかったからな… マリーナに聞いたとか言って新大陸でのピンチにギアが唐突に登場したけど、
マリーナってパステルたちが新大陸に行くって知らされてたっけ?
仮に新大陸のことは知っていてもインスタントダンジョンのことを知ってるのは変だよね
新大陸でマリーナ宛の手紙とか書いた記載あったっけ? 新Ⅱ以降で話題かっさらったり人気出たキャラいなかったね
シロちゃん人間化もあまり盛り上がらず… >>887
パステルはマリーナと再会するまで一切連絡とってないし動向も教えてないと思う
最終巻のマリーナが「パステルたちのことが心配でいろいろ調べてた」「ロミリアでの騒動は聞いた」とは言ってたけど
クレイが聖騎士の塔に挑戦したことをパステルが話したのはこのタイミングだったし
(「聖騎士の塔に挑戦するときは教えてね!」の約束は何だったのか…) 書いてる方が設定を覚えてない方だからマリーナに言わせた事も忘れたのかな… 作者は執筆中設定の矛盾等が気にならなかったのかね
完璧に覚えてはいなくても違和感があれば確認するってのは社会人として当然のことなんだけどね
違和感を持つこともないほどキレイに忘れるってのも凄いよ
それとも設定を無視しても面白くなればOKって感じで書いてたのか
実際にそれで作品が面白くなれば方法論としてはアリだとは思うけど現実はね… パステル=作者の自己投影と仮定すると単に確認を怠った可能性も… >>891
読み返して気づいたりするよ
ラノベ作家に過度な期待してもアレだが マリーナの件は発売当時からたびたび突っ込まれてたから覚えてた
>>892の言うとおり結果的に話が面白くなるなら良いけどそういう展開はほとんど無かったし…
(無印の冒険者カードの記載ミスをバグ扱いにして話の内容に盛り込んだのは良かった)
作者自身が昔の話や設定を忘れてるから、パーティの誰もミスに突っ込めず完全スルーするところに違和感覚えるだけだったな >>888
電撃以降の新キャラゲストでレギュラー化に成功できたのってギアとスグリくらいな気がする
他はみんな似たり寄ったりな美男美女タイプで印象薄い 再登場したカシアスがこれといった個性も特技もない平凡型ファイターだったのが勿体なかったなあ
ギア・カシアス・エンニオと揃いも揃って昔のパーティ全滅しました系のワンパターンにせんでも >>897
その3人キャラクター性がほぼ同じだからな、過去キャラ改造してまでギアのクローン作らんでもと思う こんな使い方するならカシアスとエンニオは再登場させなかった方がよかった
人気があったんだろうけどギア優遇しすぎでストーリーがおかしくなった カシアスは挿絵もあったし読者の再登場希望の声も多くてかなり恵まれた地盤を持ってたのに
いまいち役割を与えられず手紙エンドという薄いキャラのまま終わってしまったのがなー カシアスはパステルの1個上だったな
ギアって何歳だったんだろ 触れられてない気がする ギアさんはヤンキーじゃないからそんなに若くないはず >>896
パーティの行く先々に都合よく現れるキャラのポジションがアクスからギアになって
メンバーのことを気にかけ何かと支援してくれるキャラがサラからスグリに変わったって感じ
アクスもサラもいいキャラだったのに途中退場したあとパッタリ出さなくなったのは若干使い捨て感があった 昔のキャラが新情報もって再登場とかはいいと思うけど
キャラとかエピソードをチラ見せして
「詳しくは○○を買って読んでね」
みたいに出してくるのが気になったかな >>898
仲間パーティが全滅して人間不信気味だったところはギアと被ってる上に
不幸属性もちなファイターってところがクレイとも被ってんだよな…
カシアス個人の性格や魅力を掘り下げるドラマが外伝1からほとんどなかったのも印象に残らない 一番の問題はそういうキャラ出すとパステルのお気楽さが浮くとこよ
ノルが死んで泣いてから何年も経ってるわけでもないのが更にね 再登場でよかったと思うのはザマス親子とスグリ
ギア・カシアス・エンニオ・イカクンテは…
アクスは、謎の行商人を前にパステル達ピンチ→颯爽と登場したアクス→敢え無く臨終
とかなりそうだけど面白キャラだったし途中退場はもったいなかったな アクスはギャグキャラとしての立ち回りができて話の幅を広げるキャラだったから退場は惜しかったよね
美形タイプのキャラに格好悪いシーンとかやらせづらいし
>>906
これはほんと思う 新1のあとがきに、
>フォーチュンらしく、じーちゃんたちがいっぱい出てきますが、珍しく美形がちょいと登場したりもしています。
とあるけど、「ちょいと」で止めておけば…
因みに作者の書く老人キャラは基本的に嫌いではなかった 外伝含む角川時代のゲストキャラって、どこか庶民的だったりカッコ悪い部分も持ち合わせてて
それが見た目の良さだけじゃない個々のキャラ立てとFQらしさに繋がってたんだよな
レディ・グレイスが年増のせいでチャームが効きづらいとか
外伝でクレイにアピールしてきた精霊使いの女の子が炎でも水でもなく泥使いだったとか
電撃以降のゲストキャラはそういう一風変わった個性がない
みんな少女漫画にいそうなビジュアルをしてて
やたらカッコいい、かわいいと褒められはするけど見た目以外の個性がとにかく薄い わかる、わかりみしかない
トラップが泣いてるパステルに渡したのが汚い手拭いとかな >>908
作者あの手のギャグキャラ扱えないからな、正直初登場時からスベってたし出たら出たでテンポ悪くなってるだけだった >>911
普通ならタオルかハンカチなところ、汚い手ぬぐいってのが無印トラップの性格をよく表してたわ
初期FQのクスッと笑えるトホホさとか庶民感あふれるセンスが深沢節全開で好きだった
新でもホワイトドラゴンのシロちゃんママが嫁姑問題で悩んでて~みたいな人間臭いとこは良かったのに
ギア登場以降はなんかキャラメイクのセンスが尽く落ちたというかドラゴンもエルフも普通の域で物足りなかった 恋愛要素を押し出し始めたあたりからみんなキラキラしちゃったもんな
美形にする理由がない普通のキャラすら垢抜けてた 美形男キャラが登場するたびに「パステルちゃんカワイイ」って言わす??のではないかって邪推するようになったわ 実際美女キャラはトラップかクレイに惚れて美男キャラはパステルに好意的になっていったしね
あそこまで露骨だと逆にこえーよ 周囲にやたらチヤホヤされるようになった辺りから、パステルのうじうじ思考とズボラ化も進行していくから
かわいいだのなんだの言ってくるキャラは上っ面だけで見る目ない&ただの甘やかしマンっていうマイナスイメージしかない
その筆頭がギア 『セイバーマリオネット』あかほりさとる、『ロードス島戦記』水野良 レジェンドラノベ作家にぶっちゃけ話(真剣)をしてもらった!
「ファンタジーは書いたらダメ」「(初版7万部でも)売れないからやめましょう」と言われた時代
https://originalnews.nico/371259
フォーチュンにも初版数十万部の時代があったんだなぁとしみじみする記事
後半の「デビュー作が売れるとつらい」「編集部の意識の硬直化」のくだりはちょっとドキッとするものがある
途中からキャラが美男美女ばかりになって不自然に主人公モテモテになったのもテコ入れの一種だったのかな…
自分にとってはフォーチュンらしさを薄める余計な要素でしかなかったんだけど 賽の国の冒険者で最低の手抜きオチやったわりに口だけは一人前で草も生えんわ >>918
文体を変える~のくだりで
それまでより重厚なファンタジーを書いたロードス島伝説(ロードス島戦記の過去話)の例が出てきたけど
「青の聖騎士伝説」はまさにこの「ロードス島伝説」みたいなシリアス路線をやりたかったんだろうなあ…
ロードス島伝説は戦記のファンがそのままついてきたけど
青の聖騎士伝説はノリが違いすぎてデュアンサーク以上にファンがつかなかった感 単純に値段高かったから買わなかった
最初から文庫で出てたら買ってたw ハードカバーで出すのが夢でした!って作者が文庫じゃないやつを希望しちゃったからな
売れゆき良ければ普通は2~3年後に文庫化するけど青騎士はそれが出来なかった 青の聖騎士伝説の文庫読んだ人っている?
ハードカバーは持ってるんだけどwiki読んだら、
>文庫版第1巻には書き下ろしの新章「ロスマリノの章」が追加されている
ってなってるから「ロスマリノの章」が面白いか、重要なストーリーなら読んでみたいのだが 文庫版書き下ろしはクレイの災難に出てきたジュダのエピソードを二冊にわけてちょろっとずつ書いた小話
(エルフのロスマリノと一緒にギルニー山のグリーンドラゴンに会う)
一巻の「ロスマリノの章」→二巻の「ジェームラウの章」で続き物
一話30ページくらいで挿し絵の描きおろしはなし
ほとんどが探索と戦闘でキャラの掘り下げや新情報などはない
ジェームラウとも遭遇するけどなんやかんやですぐ別れてしまうから
ジェームラウとのエピソード部分に期待して読むと肩すかしくらうかも
個人的にはジェームラウよりもJBに会ったときの話の方が読みたかったかなあ >>924
詳しくありがとう
新情報も特になくストーリー上重要でもないなら読む優先順位は低めになりそうだな
JBに会った時のエピソードは無茶苦茶興味あるわ
もしJBエピだったら速攻でアマゾンでポチったのにな ジェームラウはファアルゥ族に会ったことのある数少ないドラゴン族だったのに
ルーミィの故郷探し編では全く思い出してもらえず再会すらなかったのが不憫だった ルーミィの里に関しての質問はいちおう新12のP169の時点でしてる(詳しい話は知らなかった)
この巻の終盤でパステルが「今度武器のバージョンアップしたいなあって思ってる。余裕ができたらの話だけど」
「わたしのクロスボウなんだけどね、バージョンアップしたいの」
って再三言ってるけどこの装備強化イベント流さないで欲しかったな… 冒険初心者がバタバタ冒険の準備する描写とか冒険の初歩で四苦八苦してる所とか面白く描けるんだけどなぁ、
才能とやりたいことが上手く噛み合わんかった FQを最後まで楽しく読めたのならDSも最後まで楽しく読めるかもね キャラがキラキラしちゃったのは少女漫画化の影響もあるけど
元ネタにしてるゲームがきれいになっちゃったのも影響してると思う
昔は半裸のおっさんが化け物に斧投げるようなのが多かったけど
今はきれいな格好の美男美女しか出てないもんな デュアンもフォーチュンも序盤の駆け出しは面白いけど
周囲にチヤホヤされだす&恋愛路線に傾く辺りから冒険がつまんなくなる ただデュアンの方は勇者になるってゴールだけは予め決まっていたから
蛇足に感じる寄り道クエストがなく一直線シナリオだった部分はフォーチュンより良かったかな
フォーチュンは終盤の話が進まなすぎた デュアン1部は「途中まではぐいぐい引き込まれる王道ファンタジーを展開するが毎回話を畳み切れず尻すぼみに終わる」以外は面白かったと思う
ひ弱で頼りなかった主人公が知力でピンチを切り抜けつつ成り上がっていくのは読んでいて楽しかった
2部からはぐいぐい引き込まれる感覚が無くなって、ダラダラした群像劇になっていったんだけど
強くなったけど人間味が消えた主人公・やたら感情的なヒロイン・その他メインキャラの誰にも好感が持てずしんどかった
魔法使いのおじいちゃん先生と人外キャラたちが癒しだった 序盤はいいけど中盤以降はアレって意見が結構出ているから本質的なこと言っちゃうと、
本の相性は人の相性ってくらい複雑
例えば村上〇樹の小説10数冊読んだけど上手いとは思うしそこそこ面白いけど合わない
さほど有名ではない作家だけど最近知った多島〇志之の海賊モア船長シリーズは面白かった
北方〇三はハードボイルドは合わなかったけど時代小説(中国を扱ったヤツ)はすごくよかった
そんな感じだから気になるなら一読をオススメする、フォーチュン読んだならデュアン1.2巻は後悔しないと思う
それで無理なら読まなくてもいいんじゃないかな デュアンで面白かった点
・フォーチュンで既に出てきた地名やアイテムや知ってるキャラなどが出てくる
・序盤の消耗品の買い出しや報酬で新しい装備買ったりするのが楽しい
・フォーチュンなら逃げ一択しかないモンスターとの戦闘もベテランがいるので基本倒す方向で頭を使う
・伝説の魔法使いや伝説になる勇者がゴロゴロ出てくるので魔法や戦闘が派手
・メインキャラもサブキャラもよく成長するのでサボったりダラダラしてるお荷物キャラがいない
・マスコット系のキャラがみんなかわいい
デュアンで微妙だった点
・パーティメンバーが流動性なこと。初期パーティが一番好きだったが二部に入るとなかなか合流しない
・二部で闇魔が出てから話が暗くなる、敵キャラもなんかグロい(作者がギャザリングにはまった影響)
・主役はデュアンなのにクレイ・ジュダがやたら見せ場をもっていく。ルブアシブのトラップレベルで若干イラッとする
・作者が恋愛向いてないのに恋愛話をやりたがり結果的に主人公と周りの魅力が落ちる
・匂わせただけの謎が多いまま終わる
いいとこも悪いとこもあるけど双頭の魔術師~銀ねず城の黒騎士団あたりの時期が一番楽しく読めた
闇魔の存在が本格的に出てくる辺り(二部4巻以降)から人を選ぶような気がする そこで詰まってたわ
イビルに身体を乗っ取られた辺りから雰囲気がな…… 闇魔とルルフェの二重苦で一旦買うのやめたわ…
結局完結まで待って全巻揃えたけど デュアンは一部まではリアタイで読んで、二部と青の聖騎士は完結後にまとめて読んだわ
フォーチュンが待っていたクエスト8の辺りでつまんなくて一度冷めちゃったんだよな デュアン二部、ほんと陰鬱で読むの辛かったけど
デュアン世界での闇魔を知ってるとフォーチュンでのアッサリしたラストバトルの読み味が変わってくる
…ような気がする わかる
闇魔もレリウスも封印のスペルもシドの剣修復も、他二作であんなに尺使ったのにこれだけ?ってなった
打ち切りでこれ以上延ばせなかったなら仕方ないけど、もう少し丁寧にデュアン達のストーリーを追ってほしかったよ… もれなくグロと鬱がついてくるような、フォーチュンと毛色の違いすぎる闇魔を
のんびりほのぼのした雰囲気を保ったままアッサリ退場させたのは良かったと思うよ
主人公パーティがギリギリまで蚊帳の外なのも
「本人たちもよく分からないうちに世界を救った」というフォーチュンらしい結末に繋がるなら悪くない
ただ、そこに至るまでどうでもいい話を重ねすぎたというか
「本筋が進まなくても意味はあるor単純に面白い」と思えるような話じゃなかったのがね…
もうちょっと100年前と今が交差するようなエピソードが読みたかったね 青の聖騎士伝説とデュアン・サークの時代に
シド→サヴァラン→ジュダ→デュアンとシドの剣が渡ってきて
フォーチュンの時代は所有者のクレイが闇魔の手下と決着つけるんだなって雰囲気が最終巻の途中までは確かにあったのに
最後ギアが普通の剣で倒しちゃったのは三部作の〆としてどうなんだって感じだったわ >100年前と今が交差するようなエピソード
これはほんとそう思う
ついでのCM宣伝みたいなやつじゃなくて、デュアンやジュダの旅程を少しずつ辿るような感じで
ゼン婆さんが最後一気に喋った部分を小出しにすれば話が前に進んでる感もあったし…
100年前の時代と現在を繋げられそうなキャラが何人か残ってただけに
その辺をいまいち有効活用できないままラストを駆け足で迎えちゃったのが勿体なかった 話が戻るけど結局のとこ聖騎士が売れなかったせいなんだろうな
行商人のネタバレあっさりされて驚いて、その後FQの方で全然回収されなくて更に驚いた 「青の聖騎士伝説」として別にリリースするんじゃなくて
デュアン本編とフォーチュン本編の合間(あるいは巻末のポケットミニ図鑑)に組み込んだほうが良かった気がする
個々のエピソード自体は重要なものが多いのに読んでもらえてないんじゃ本末転倒だし 迎先生がTwitterにあげた雨合羽着たルーミィとシロちゃんの新規絵めちゃめちゃ可愛いな
他のアナログ絵の雰囲気も好きだわー ツイッターみたけど迎先生原画販売イベント出てたんだ良いなぁ
過去作が電子書籍化だそうだがフォーチュンも入ってるんだろうか >>932
ドラクエなんかは今も昔もキラキラし過ぎないシンプルな鳥山デザインで
メインキャラに爺さんやおっさんがいたりするけど
新以降のフォーチュンはドラクエ的な土台からどんどん遠ざかって
アクションゲー寄りの世界観になってったからなー レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。