熊谷真菜さんの著書『たこやき』によると、お好み焼の元祖は昭和初期に東京銀座の路地裏の店で焼かれたのが最初だと書かれている。
だが、お好み焼き屋は当時取締りが厳しかったことで密会所程度のものとなり、あまり東京では普及しなかったようだ。 まずこれがお好み焼きが東京発祥といえる根拠のひとつとなる。2013/02/22

お好み焼きの歴史
http://okonomiyaki-sc.com/history
お好み焼きのルーツは戦国時代から!?

そもそもお好み焼きはいつからあるの? ということですが、なんとお好み焼きの起源は安土桃山時代に千利休 が作らせていた「麩の焼き」であると言われています。千利休といえばお茶。茶聖とまで呼ばれているお茶の先人の利休。そうなんです。最初はお茶菓子だったんです。
「麩の焼き」から江戸時代末期から明治にかけ、味噌の代わりに餡を巻いて作る「助惣焼」が生まれ 屋台などで売られていました。この「助惣焼」は「お好み焼き」と「どら焼き」二つの起源とも言われています。お好み焼きとどら焼きが同じ起源・・・というのも面白いものですね!
明治時代に入ってからは、東京で「もんじゃ焼き」「どんどん焼き」と今のお好み焼きに近いものが生まれました。 このあたりからお好み焼きがお菓子から主食へと変わっていったのです。
材料も餡などから野菜が多く使われるようになって今までのお茶菓子の一種からは変わり始めてきました。
そして、関東大震災の際には主食的位置を占めていたとされます。 色々なお野菜を入れて、焼いてすぐ食べれる簡単で手軽なもの、ということもあったからこの頃の主食的位置につけたのではないでしょうか。