コクワガタの飼育を極めるスレ 24
■コクワガタの飼育を極めるスレ 24
学名 : Dorcus rectus
和名 : コクワガタ
分布 : トカラ列島〜北海道・朝鮮半島・極東ロシアなど
体長 : ♂21〜54.4mm、♀19〜32mm
(飼育ギネス : ♂15.5〜58.1mm、 ♀38.0mm)
活動期間 : およそ5月〜10月
劣悪な環境下でも生存可能なため少し大きな公園に
クヌギの木が2〜3本あれば居る可能性がある。
ドルクス属らしく潜洞性が強く、また大型固体は好戦的。
成虫越冬可能で上手く飼えば3年以上生きることも?
■前スレ
コクワガタの飼育を極めるスレ 22
https://itest.5ch.net/matsuri/test/read.cgi/insect/1589361282/
コクワガタの飼育を極めるスレ 23
https://itest.5ch.net/kizuna/test/read.cgi/insect/1619589266 去年のが元気なので今年採取するか悩む。いないと寂しいから採ろうとは思ってるけど。50mmぐらいのが欲しいな。 >>52
種の区別は人間の都合ですからねぇ
実際は白黒で分かれるというよりグラデーションなんじゃないかと
亜種ならなおさらそう思います
ハチジョウノコは今でも亜種だと考えている人もいるでしょうし南紀大島?の赤いコクワガタなんて亜種でもおかしくないですよね コクワガタとスジクワガタの染色体の数は同じとか
他のドルクスではティタヌスと交雑するシェンクリングとか
亜種や別種なんて雰囲気で分けて和名を付けてるだけ >>54
南紀のは亜種扱いできないかなー。トカラみたいに明らかに艶の感じが違うとかなら別だけど、
赤っぽいのと普通体色混ざった集団だから、じゃあ普通体色のはどうやって見分けるの?ってなるし。 >>56
一番意見が別れるとこですよね
明らかに地域の個体群として赤色の発生率が高いし発色もビビットだが黒も採れるという
取りに行ったら全部赤色だったなんてことも起きますし
オオクワやヒラタでは赤色の個体の特徴を定着させることはできないらしいですから、高確率で定着化に成功している南紀の個体群は亜種でもいい気がする
学問の世界でどう分類するのか詳しいことはわかりませんが もし南紀の血が混じっている個体のサイズでレコードを出したとして、それはコクワのレコードとして記録される
疑問に思うのは記録上は立派なレコードでもそれって好事家同士の間でコンセンサスとれるのかってこと
結局コミュニティの”納得感”だと思うんですよね
みんながそれで納得してくれるのかどうなのか
ツシマと本土の交雑個体を本土ヒラタのレコードとして認めてくれる人は誰もいないですよね
じゃあ青森と宮崎の交雑個体はどうなのか
遺伝子的な隔たりはツシマと大差ないのでは? 国産の安いコクワガタなら良いけど
中国のシネンシスとかだと赤か黒かは死活問題
原名亜種なのに黒ですじゃコンコロールと同じ産地にいるし騙され案件 >59
原名亜種で黒っていうのは実はコンコロールってことですか? >>60
原名にも黒が居るから同一産地だと確実にコンコロールではなく原名とは言い切れないし普通の人は見分けられないって事です
だから原名の黒が欲しいってこだわりが無ければ赤を買うほうが無難ですね コンコロールやセメノウでも赤っぽいのいるとも聞くし、あの辺は分からんな
でも日本のコクワでもエリトラだけならまあまあ赤いのも出るしそんなもんなんかね まぁなんせ中国コクワの亜種編成や分布を扱ってるビートルオブチャイナが毎号言ってることを変えてくるからね
セメノウは四川省にしか居ないと言っときながら雲南省にも居ますとか
シネンシスだって怒江亜種まで入れたら更に混乱するしね 怒江に原名とコンコロール居たらもうめんどくさくて同定なんて誰も出来んよ 沼地のハンノキ林にて材割
半分は水に浸かった材から3匹回収
ヒラタ狙いだったけどどう見てもコクワ
関東じゃハンノキで昆虫採集ってあんま聞かないし実際雑木林のような活気は感じないね
シーンとしている 今から10年以上も前に56mm↑を羽化させてた人は今頃何してるんだろう 今日見て回ったがケシキスイしかいなかった
やっぱり早い時期だからかコナラだったな 先月コクワ幼虫が一頭見つかった硬すぎる産卵材をカブトムシ幼虫のマットの底にエサとしてブチ込んで1ヶ月
今日最後のマット交換して取り出したらなんと、今度はマットの中に2令の幼虫を発見
カブトムシが穴あけてようやく脱出できたんだろうか
しかしカブトムシに食わせてもほとんど削れてないってダイソー産卵木はなんの木使ってんだこれ ダイソー産卵木なんて酷いのはほぼ生木みたいなの入ってるからな
止まり木じゃなく産卵木って明記してんのに 10年間愛用してた最後のオオヒラ大夢を詰めた
来年からいきなりカンタケに切り替えてやっていけるのか不安しかない ゼリー交換したがメスが食べてなさ過ぎてむなしい
でもコクワすき カンタケに変わってても菌糸ビンのデザインが全く変わってないから油断出来ないな
オガの茶色いのが見えまくるほうがオオヒラタケみたいな >>72
うちもメスが全然食べない
こんなもんなんかな コクワの半分の大きさしかないチョウセンヒラタのメスは3日で8gのゼリーを処理してくれるのに 徳之島のコクワちゃんは二匹でも1割一週間で程度しか食べてくれないわ 河川敷ニセアカシアで採集
コクワ天国ですわ
テッポウムシもいっぱいいたから後で揚げて食べよう 首都圏は取れるポイントが少ないから苦労する…
先週末里山方面行ったがケシキスイしか確認できなかった
今週末は河川敷行ってみるか… お前らコクワもちゃんと♀殺しするんだから油断したらダメだぞ
朝起きたらWD31mmが綺麗に切り分けられてた
ブリードプランが全部お釈迦になって吐きそう コクワ=ホモサピエンス
オオクワ=ネアンデルタール
コクワは種として強すぎる 今年初コクワ発見@関東
ケシキスイはたくさんいたしあと2週間もすればシーズン開幕か 昆虫ゼリーって何日持つんですか?ちなみにプロゼリーってやつです。 まあまあ持つんですね。1週間以内には替えてました。 16gのプロゼリーならスプリッターでハーフカットにして1週間交換が1番いいと思う 俺はだいたい3~4日に1回かな
ハーフカットを虫スプーンの小さい方でさらに3分の1にしてあげてる ハーフカットした空のカップをそのまま使ってます
餌が余ってる時はティッシュで拭いて除去して投入してます クワガタって角があるからほんの数mmまでしか届かないんじゃないでしょうか? って思うじゃん。それが器用に舐めるんだよね。ひっくり返したりする時もあるけど
管理してる環境にも寄るのかな?
ハムスターとかの白樺マット使ってるよ。 一週間で交換とかスケジュール的にむり。
というわけで飼育個体減らしていきます コクワは普通におるな
やっぱり河川敷はサイズが小さい
ロマンを求めるならやはり里山か やっぱり年間目標として48は欲しいよね
いつかは52とか取りたい 今飼ってるのが47
50オーバーとかもうコクワガタとは呼べんよね >>52
横幅7メートルのマンタは
1.75メートルの成人男性が縦に4人並べた長さ
または畳の長辺4枚分
たとえるなら12畳間くらいの大きさじゃないかね アカアシクワガタも海外に行けばコクワガタ扱いじゃないの? アカアシ、コクワ、スジクワのトリオの分類はマジでややこしい
その辺はベクワ54号あたりにそれなりに詳しく書かれてるから一読をオススメする コクワは小さすぎて初期の割り出しに難があるから菌床産卵をやってみたいんだが
まだ未知数な部分が多く疑問点が色々出てきた
・菌種によって産む産まないの違いあるのか
・他に比べて小型のコクワは菌が強いと巻かれたりしないか
・割り出さずに長期間放置した場合の成長具合や生存率は産卵木と比べてどうか >>103
自分はスジクワの♀1頭だけ採集した事ある
♂は見た事も無い…レアなクワガタ
この♀は山間地にある野球場で、夏場はナイター利用される場所で得られた。
深夜に行くとナイターの灯りに飛んできた各種クワガタがグラウンドや投光器の下に落ちている
この見廻りでミヤマ、アカアシ、コクワ、ノコギリ多数
レアなのがオオクワ、ヒラタ、スジだが少ないながら得られた。
スジクワガタの♀はとても小さく頼りない
20ミリ位しか無く、しかし未見の♂を見るには自力ブリードするしか無い
自宅で飼育ケースに産卵セットを組んだ
広葉樹醗酵マットに小さめの産卵木、多めに加水した物、未使用のまま古くなった劣化の進んだ菌糸ボトルを蓋だけ取って同ケースの中に転がして置いた
これでマット産みでも材産みでも根食いでも立ち枯れ食いでも、♀は好きな処に産んでくれるだろう…
結果劣化菌糸ボトルに♀は入り込み多数産卵してくれた
ボトルの表面に無数の食痕が見えた時ワクワクしたね(^-^)
孵化したてから菌床食べるからデカくなりますよ
スジで行けたのだからコクワは楽勝だと思う
菌糸の勢いの衰えた古いボトルの方が良いと思う
初令、2令では小さすぎるので敢えて取り出さず、3令になってからプリンカップに個別飼育で充分大きく育ちます
廉価でボトル使わなくて空き容器も出ない、コクワ、スジ、アカアシ辺りはプリンカップ飼育で楽しめると思います
小さい容器の方が幼虫が環境コントロールし易いと思われる(菌糸に巻かれず安全に育つ)
コクワ♂ギネス目指したいなら800か1200ccの市販ボトル使えば良いかと。 自分は海外も含めてさっくり小さいコクワは菌床よりバクテリア材で大きい種類ほどカワラ等の菌床を好むって認識で適当にやってるわ
けど結局床のマット硬詰めに産むっていうね 去年メスに500ccの瓶使ったけど、プリカ200でやっても30mm↑は出るんだろうか
大型コクワをブリードするなら♀33mmは欲しいところだがプリカじゃ厳しいかな どうだろか 先週羽化したアカアシが、500のビンでざっくり34ミリだった
固まる前だから甘め計測だけど >>107 アカアシやったことないからよく分からんけど調べてみたらそのサイズならかなり大きい方なのか
プリカでも菌糸の乾燥に注意すれば30mm↑は出せそうだけど、瓶と比べた時に蛹化時のスペースの差がネックになりそうなんだよな >>104
なげーw
スジクワで大丈夫なら古めの菌糸ブロック使えばコクワでも大丈夫そうだね
タランドゥスやニジイロなんかはカワラ菌床が良いみたいに書かれてるけど
どうもコクワに関してはカワラはデメリットしかなさそうなんだよね
巻きが速い劣化が速い水が溜まるとか
まあそのへん考えて今後やってみます わたくわ、ちゃんねるでヤエヤマ出てたけど
あんくらいの大きさだと存在感あって飼うのも楽しそう マットメインに切り替えたら何かちいさい虫がうじゃうじゃ祭りで発狂しそう
容器の外にまで出てくる 去年カブトムシの飼育ケースにコバエが湧いたのでコバエ用の殺虫剤を噴射したらカブトムシ達が3日も苦しんで全滅してしまった
キューキューて鳴きながら悶え苦しんで本当に可哀想なことをしてしまった
コバエ用の殺虫剤の取説を何度も何度も読み返したけど、カブトムシには使うなとはどこにも書いてなかった >>115
気門からミスト状の殺虫剤成分を取り込んでしまい、内部のデリケートなガス交換、呼吸システムが損壊したのだろう。
呼吸量の小さい、微小なコバエに効かすには相当な密度のミストを発生させる設計であろう。
昔、孫が婆ちゃんの顔にハエが止まっているとキンチョール顔に噴霧して婆ちゃん亡くなった事件もあったような…
あと昆虫に禁忌と言えば、ママレモンや石鹸など界面活性剤入りの水、ほんのちょっとで薄めた物でもイチコロよ 順次一度冷凍したマットに入れ替え中
これでダニみたいな奴減るかしら 昨年秋羽化した個体で三週間くらい前から一週間ペアにして、雌だけ
セットした。今日見たら表面に居たけど、産む気ゼロ? コバエは勝手に累代障害で全滅する
ダニと線虫と悪影響の出る菌類はトビムシが根絶やしにしてくれるよ ヤフオクに牙の半分がスジクワガタみたいなのがあってすげーと思った 去年の9月に孵化してマットのみ個別飼育中の幼虫たちか蛹化する気配かないけど何時頃蛹になるかな 難しいよな
マット交換しようと掘り返したら動きが悪く皺も多い状態だった
ひょっとしたら蛹への変態渦中だったかもしれん
いじって失敗したなぁ とりあえずトクノシマコクワを産卵セット(バクテリア材)にぶっ込んでおいた 流水と歯ブラシでダニを取ったら弱ってしまいますかね もし自分がやられたら確実に気持ちいいですね
クワたんはどうなんですかね 去年からは使い古しのクラプロックスで磨いてるけどダニ取りとしてはこれが最適な気がするんで
できればキッズ用の小さいのが欲しい
安い類似品がドンキにあるらしいので買ってみようかな 今はブラシで擦って虫に負担かけなくてもダニ取る方法は色々あるのでは ダニなんて針葉樹マットじゃなく炭で飼育すればすぐに居なくなる スレチだけど一つだけ
あかがね血統についてどう思う? ちょっと知識不足
交配順を間違えてるというか知らんのか
欠陥品だね
その気になれば上位ブリーダーなら本土ヒラタ以外の形質の特徴を完全に消し去って大型化させられるよ >>136
交配順を間違えてるとはどういうこと?
海外亜種と交雑させてるということ? 今年の新物を採るにはいつ頃がいいですか?7月頭ぐらい? そろそろ普通に採れるよ
体感だけど越冬と新成虫が6:4くらい そうですか。8月頃になると採れなくなるんですよね。経験上ですが。 オオクワでも穴開けられなかったセリエのパンがまさかのアマミコクワに貫通させられた ゼリースプリッターと専用皿を買いました。いいですねこれ コクワガタって最速三ヶ月以内で卵から成虫までサイクル回せますか? >>104
これ成功したみたいだけど一応言っとくとスジはヒラタに近いクワガタでコクワはオオクワに近いクワガタ
よって食性はだいぶ違う
スジは根食い系だということでセットを組むのが良い ヒラタに近いというかヒラタそのものなんだけどね
ヒラタの一種 その説よく聞くし少し前までWikipediaにも書いてたけど遺伝子解析でコクワとスジが国産種で1番近いって論文で証明されてんだよな
最初に言い出したの誰なんだろ ヒラタというのも語弊があるね
東アジア一帯に広く生息している本土からスマトラパラワンオオヒラタを含む交雑可能なグループという意味ではない
またそれらとはスジブトヒラタやアルキデス系統でもない
ライヒといわれるグループ >>148
松岡 教理・細谷 忠嗣(2002) 日本産クワガタムシの分子系統学的研究
これの12ページ >>150
多分この論文で間違いないね
ttps://hirosaki.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=4408&item_no=1&attribute_id=20&file_no=1
そこから一部引用:
すなわち 7 種の系統類縁関係を見ると,最も近縁関係にあるのが,コクワガタとスジクワガタであり,このグループに近縁なのが,オオクワガタで,次にこれら 3 種に近縁関係にあるのが同属のアカアシクワガタである。
一方,別属のノコギリクワガタとミヤマクワガタは,やはり遠い関係にある。そして,7 種の中で最も遠い関係,すなわち,これら 7 種の祖先型・原始型(Ancestoral or Primitive type)が,ヒラタクワガタである(Fig. 1)。
上記のように,N EI(1975)によると,遺伝的距離(D)から N EI の式を用いて,種間の分岐年代を推定することが可能である。それによると,約 500 万年前に,ヒラタクワガタ―タイプの共通祖先から,Dorcus 属の グ ル ー プ,Prosopocoilus 属 の ノ コ ギ リ ク ワ ガ タ,Lucanus 属のミヤマクワガタが分岐した。
次に,約 400 万年前にノコギリクワガタとミヤマクワガタの系統が分岐した。その後,約 300 万年前に,現在,クワガタムシ科の
中で最も繁栄している,Dorcus 属のグループが出現した。Dorcus 属の中では,アカアシクワガタ→オオクワガタ→(コクワガタ・スジクワガタ)の順序で種分化したものと推察される。
引用終わり:
松岡氏の特にミヤマの位置づけは現代の大勢とは異なる見解になっていると思う >>150
なぜかNGワードでリンクが張れないので、
Phylogenetic Relationships of the Genus Dorcus and Its Related Genera (Coleoptera, Lucanidae) : A Reanalysis of Allozyme Data
で検索してくれ
Google検索で最初に出てくる論文のリンクを見てほしい
2011年に再検証した結果がでる
最後の日本語部分だけ引用しようとしたけどコピーできないので論文をチェックしてほしい そりゃヒラタがドルクスに含まれないのはどう考えてもおかしいでしょうよ