殺人未遂などの罪で逮捕・起訴されたのは、飯森裕次郎被告(当時33歳)
発見時、警察官に「拳銃はどこにあるのか」と聞かれた際、こう答えたそうです。

飯森被告 「俺が殺したいやつ、全員殺したら教えてやる」
その後、調べを進めると、この事件の概要が徐々に分かってきます。
飯森被告は重度の統合失調症を患っていて、犯行前後も精神疾患の影響を大きく受けていたのです。

飯森被告に「責任能力」が残されていたのかが、唯一の争点となりました。

刑法39条に記載のある「責任主義」の考え方。

その内容を簡単に表現すると、精神障害などの影響で「やっていいこと悪いこと」の判断ができない状態だった人(=責任能力が無かった、もしくは低下していた人)は、その刑を軽くする、もしくは無罪…というものです。

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