>>901
> C56で多くの写真が残っているのは、
>「ちどり」や「八ヶ岳高原」等20m級牽いてる列車だし、
> 木次のオハユニ一両だって20m級ですよ

本島三良著「日本の蒸気機関車」で、17m級のダブルルーフ客車2輌程度を
牽引するC56若番機の写真が掲載されている。場所は小海線。
今もお持ちの方がおられるかも知れない。

SLブームの頃になると、特にC56 が活躍するような線区はとうに
客貨分離が行われ、貨物牽引専従となった線区が多いはずである。
機関車としての優先順位は残念ながら低かったわけだ。しかしそうした
ローカル色溢れるところに彼らの魅力があったとも言える。
超のつくローカル線で客車列車が残ったところはむしろ例外。
ハチロクの牽く室木線、香月線。C11 の倉吉線。C12 の高森線では
混合列車が残りファンを集めたのは有名。冬季のみながら深名線の
キューロク牽引混合列車も味があるところ。
C56 とコラボを組む気動車と言えば、真面目に考えればキハ52、キハ55
あたりがまず思い浮かぶところか。このあたりはいろいろ調査するのも
楽しい。

こうした実物志向もさることながら、C56 の特性として、急カーブに強い。
ティリッヒのR353 を余裕で通過したはずである。昨今はこの外周も
製品化されていたっけ。実に畳1枚程度のレイアウトが可能になってきたり
するわけだ。
同製品。IMON ブログで結構糾弾?されたのも事実だし、当方もちょっと
ガッカリもしたのだが、現に当方所有し、塗装済完成まで持ち込んでいる。
まぁなかなか可愛いところもあったりしますな。ちょい前にも書いたが。
IMON が同製品に厳しいのは、同社が同型式を製品化するにあたっての
観測気球との見方もあるか。但し、現在の環境で5万円台の製品を
世に送り出すのは、いちから造らなければならない同社には不可能に近い。