キャブ窓に特徴がある若番機。同パーツは IMON パーツに設定があり、
労なく改装が可能なのは嬉しいところ。16番では出来ない芸当でもある。
帯広区のカマは旋回窓を装備しない個体も多く、この点でも楽ではある。
現車は今も広尾線幸福駅跡に静態保存されており、観察の手段が残されて
いる。キャブ屋根は保存後の改修と見られ、細部には注意が必要か。
過去の写真を漁るとテンダーはゼブラ塗が多い。広尾線のサヨナラ運転にも
起用されたようだが、基本的には右運転台改造機であり入換が主な仕事で
あった点にも留意すべきか。セクションレイアウトでの活躍に打ってつけの
カマと言えるかも知れない。