鏝の当てる面積は対象によって異なる。
そのため、鏝先の接触面積の広いものと狭いものが必要になる。
ベテランになると何本もの鏝を用途によって使い分けることが多い。
アカエの鏝先は直角三角形、直角がヘッドで、短辺と長辺が隣逢うように仕上げている。
一本で両方に対応し、かつ、アングルにも使用できる。
握ったときの感触がよく、用途も広くしたので配線以外はアカエを好んで使っている。
はっきり覚えてないが、25年は使っているのではないか。でも不具合は一度もない。
ベテランであれば、鉛筆型やナイフ型をそのまま使わないのではないか。
鏝先は自ら改造し、使い易くするのが経験値の高い鏝使いだと思う。