「のりたま」などのふりかけ製品や「麻婆豆腐の素」「釜めしの素」で知られる丸美屋食品工業が、このほど20期連続
の増収を成し遂げた。

1月15日に都内で開いた新年懇談会の席上、阿部豊太郎社長が報告したもの。2019年12月期の総売上高は514億
9500万円(前期比2.4%増)となり、20期連続の増収を成し遂げた。

阿部社長は、「一昨年に総売上高が500億円を超えた。昨年は500億円企業としての初年度だったが、20年連続の
増収となり、堅実な安定成長を続けている」と報告。基幹3群(ふりかけ・中華・釜めし)はトータル2%増となったが、ふ
りかけ・釜めしは好調で過去最高売上を記録したものの中華は不調で、明暗を分けた。

今年発売60周年のふりかけ「のりたま」は、50億円を売り上げた。